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 こんばんは。


 今日の記事を見ていたら、マスコミの方々の雑談に関するものがあったので、取り上げてみました。

 これは高市さんの会談が終了した後でコメントをもらうために待機していたマスコミの方々の映像なのですが、待機するマスコミの方々の雑談がそのまま放送されていました。
 その雑談において、「支持率下げてやる」「支持率下げるような写真しか出さねえぞ」というようなジョークが聞こえていました。

 このようなことはあくまで雑談の領域の問題であろうと思いますし、実際にこのような考え方に基づいてどの程度報道がされているのかまでは全くわかりません。
 ですが、このような姿勢を持っていると思われることがマスコミ全体に対する信用を下げているのでは内かと思いました。

 近年テレビ離れがよくいわれています。
 私自身、このところテレビをきちんと見た記憶がなく、基本的にニュースソースはネット中心ではあります。
 ただ、ネットの情報は千差万別であり、実際に信用してよいものかどうかということは常に気にしています。
 特に、見たことのないような真新しい情報、少数説については、そのニュースソースがどのようなものなのか、他の類似の記事と比較して信用に耐えうるものなのか、そういったことを注意しながら読むようにしています。
 そのくらい注意しないとネットのニュースを鵜呑みにすることもできないと思っていますが、とはいえ気軽かつ身近になっているのは明らかにネットの方だと思います。
 テレビは決まった時間帯にテレビの前にいなければなりませんし、聞き逃すと巻き戻し再生もできません。また、興味のない展開等になっても早送りもできませんし、ネットに比べると拘束される部分が多く、その点を考えるとネットに傾くことも事実でしょう。
 まして、新聞など、気軽さにおいてネットを大きく下回ることになると思われますし、そうした新聞やテレビなどのいわゆるオールドメディアはネットに対して劣後する部分が多く語られるようになりました。

 そのような中でオールドメディアがネットに対して優位だといえる部分としては、ニュースソースの信頼性があったと思います。
 つまり、ネットの情報は自ら多くのスクリーニングをしなければならないものの、オールドメディアはきちんとした取材活動に基づいてなされるものであるから、そのスクリーニング作業を行わずとも内容を信用してよいというのが圧倒的な優位というように考えられてきたと思います。

 しかし、その優位性に対して疑義を呈されてきている象徴的な事象が先の自民党の総裁選だったと思います。
 明らかに小泉さんが党員票も含めて大きく優勢であるといわれてきたものの、蓋を開けてみればそうではありませんでした。
 もちろん党員票の全てを読み切ることができるはずもありませんし、あくまで動向や情勢を語るところが限界だとはわかっていても、それでもマスコミ総出といってしまうくらい小泉さん優勢が連日語られ続けてきていました。
 その上でこれと異なる結果が出たところで、オールドメディアの報道というのは、事実を語るものではなく、ある一定の方向性を作ろうとする作為なのではないかというような疑いを持たれうるものだという論評が見受けられるようになりました。

 そして、今日のこの雑談となります。
 この雑談は、実現するかは不明ですが、いずれにせよ世論を一定の方向性に推し進めようという意図を表現したものであり、上記の論評が正しいのではないかという疑義を生じさせるものというべきでしょう。

 このような疑義が生じてしまえば、オールドメディアがネットに対して優位であった情報の正確性において劣る可能性があり、むしろある方向に誘導しようとする有害なものとすら解釈されかねないと思います。

 これまでテレビや新聞が流行を作ってきたという経緯もありますし、私はそれを一概に否定するものではありません。
 また、十把一絡げにネットといっても濃淡がありますから、それをひとくくりにしてオールドメディアと対比するということも間違っているようにも思うので、今回の記事自体が意味のないものとも思えます。
 ですが、このところのオールドメディアの動向を見ていると、自ら優位性を放棄しているように思われ、このままでは衰退が進んでしまうのではと危惧しました。
 このことは、良質なニュースソースを我々が失う可能性があるので、消失することは回避されるべきこととは思っています。
 ですが、今の流れからはそういった危機感を感じるに十分な状況があると思いましたので、今回長々と書いてみたという次第です。


 阪神のビーズリーさんが近日中に帰国予定ということで、そのまま退団する見込みということです。
 今季のビーズリーさんは、先発ローテーションの一角としての活躍を期待されながら、わずか6試合の先発に留まり、結果も1勝3敗、防御率4.60ということですから、残念ながら期待を裏切ったという評価になってしまうと思います。
 阪神にしてみれば、去年の活躍があるにせよ、年俸が高額であることも考慮すれば、今年の活躍では継続はできないというように考えたことも理解できます。
 素材がよい投手なだけに他球団が獲得を検討するかも知れませんが、そこでもネックになるのは年俸だと思います。年俸について阪神でのものを基準として考えると、来季どれだけ年俸に見合う活躍する見込みがあると考えると、心許ないと判断することもありうるように思いました。
 これからの時期は人事で色々と動きますが、来季の戦力構想がどのようになっていくのか、関心を持ってみていきたいところです。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | よろずごと | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:35

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