こんばんは。
今日のニュースを見ていたら,東京ディズニーリゾートでバルーンの販売を休止したというものを見つけました。
その理由を見たところ,バルーンといえばふわふわと浮かすためにヘリウムガスが必要ですが,そのヘリウムガスの大半はアメリカ産で,かつ世界的に需要が増えているとして価格が高騰しているそうです。
また,ヘリウムガスの供給元のヘリウム採掘施設のメンテナンス中に不具合が見つかり,そのためにヘリウムガスが必要な医療名技術分野に優先的に割り当てられて,市場にまで出回りにくいそうです。
私は,個人的にはヘリウムガスをほしいと思ったこともないし,どのようにしてそれが精製されるかということもよく分かっていませんでした。
よって,今回のニュースを見て,初めてそういうものなのかと思いましたが,それでも遊園地などでふわふわ浮くバルーンがないというのは思ったよりも結構一大事なのではないかという気がしています。
また,調べてみると,ヘリウムは病院のMRIであったり,冷却や溶接にも使うということで,バルーンが浮かせられないということとは比較にならないくらい深刻な状況なのではという気がします。
しかし,精製元の多くがアメリカだとすると,基本的に物事を輸入に頼る日本としてはどうしようもないものなのかもしれません。
また,記事を見る限りでは,施設のメンテナンスという原因はあるものの,需要自体は減少することはないでしょうし,状況が改善するということはあるのだろうかと不安に見てしまいます。
ですが,レアアースの時も,中国からの輸入がしづらくなったときにこれを技術開発で乗り切ろうとしてきた日本ですから,このヘリウム不足の危機も乗り越えてくれるのではないかと期待しております。
また思いついたら書きます。ではでは。