こんばんは。
気づいたら今年も一月終わっていて,この前まで正月だった気がしているのに季節が過ぎる早さを実感します。
もう1年の12分の1が終わってしまったわけですが,こんなに時の流れが早かったものかと相対性理論の聞きかじった生半可な知識を思い返したりしています。
さて,今日取り上げる話は,今話題に上がっている柔道やAKBの件ではなく,ウイルスの件です。
山口県で,一昨日ある気社会権が開かれましたが,それは重症熱性血小板減少症候群(SFTS)というもので死者が出たというものでした。
このSFTSというものは全く聞き慣れないものなのですが,中国で発生が報告され,致死率は12%程度,死亡した患者はマダニの一種に噛まれて感染したと見られ,今のところ有効な治療薬やワクチンはないそうです。
感染すると発熱,嘔吐,下痢,下血の症状があり,血液中の血小板と白血球が著しく減るようです。
マダニは2〜3ミリと比較的大きく,森林や草地に生息するようで,布団などに発生するコダニやヒョウダニなどでは感染しないようです。
この会見では,山口県は「昨年秋に成人が亡くなった」という以外の情報は「いえない」「分からない」とくり返すばかりだったということでした。
この件を見ていると,とりあえず少なくとも山口県周辺にはSFTSウイルスを持つマダニが存在している可能性があるため,マダニの生息することが考えられる森林や草地には近づかない方がいいということでしょうか。
ただ,ウイルスを持つマダニが関東圏などにいないということはできないでしょうし,安心はできないと思います。
マダニは,ダニの中では比較的大きいということですが,それでも森の中に入って2〜3ミリの虫が気になるかといえば多分あまり目に入らないでしょうし,やはり回避は困難なのではと思ってしまいます。
そうすると,やはりこの件に関する有効な情報が出てくるまでは当分森林や草地に無意味に近づかないことが最もよいのだろうかと思います。
しかし,このように無用に大げさに恐れるようになる一番の原因は情報の少なさであると思います。
結局,何をどの程度注意すればよいのか分からないから,上記のように注意しようと考えることになるのですから,その点では少なくとももう少し会見中に情報を提供すべきであったと思います。
というか,治療方法のないウイルスがあるということだけ言って,後は意味深に「いえない」「分からない」とくり返していたずらに不安をあおるのであれば,そんな会見をしていただかない方がよかったと思いますし,この会見の意味は何だったのだろうかと疑問に思います。
法律問題もそうですが,正しく警戒することは大事なことだと思いますから,せめてそうするために必要な正しい情報を発するくらいしてもらいたいと思います。
メジャーに行った藤川球児さんが金髪に変わりまして,まるで大学デビューをした人のようだなと思ってしまいました。
ただ,そのうち見慣れて,むしろ過去の髪型を忘れてしまうようになっていくのかなと思うと,一抹の淋しさを感じます。
とはいえ,最も悲しいのは話題にすら上らないことだと思うので,今年は話題に上って金髪を見慣れさせてもらいたいと思います。
また思いついたら書きます。ではでは。