こんばんは。
今日の記事を見ていたら,私が小学生時代に好きだったキン肉マンのキャラクター人気投票「超人総選挙2013」の投票結果が発表されたというものがありました。
1位のウォーズマン,2位のロビンマスクは極めて順当ですが,8位に来るくらい実は悪魔将軍が人気だったことに驚きました。
確かに色々な超人は出ておりますが,悪魔将軍は最強クラスであると思っているので,将軍という位とはいえさしもの超人の神もなかなか勝つことはたやすくはないであろうと思っております。
ウォーズマンは,顔が大変描きやすく,小学校の頃にキン肉マンの絵を描いた際には一番初めに書いた超人であるように記憶しております。
ロビンマスクはやや難しくはありましたが,それでも容姿と戦う姿勢の格好良さから,当時より好きでした。
とはいえ,この漫画特有のキャラクターのブレというか,設定のいい加減さのために,ロビンマスクは中途半端な悪役から正道の正義超人まで何でも担当しており,正直その性格付けには困るところがなくはありません。
それをいえば,ラーメンマンも,出た当時はカレクックと同格の小悪党な感じでしたが,今では重鎮ポジションを抑えており,相当出世した部類に入ると思います。
これらの超人はいずれもファンの投稿でできた超人であり,流行っていた当時投稿した人はきっと誇らしげに暮らしているだろうなと思ったものです。
さて,今回の総選挙の目玉は,作者ゆでたまご先生が「29位(ニク)の超人を主人公にした読み切りを執筆する」と話していた点で,29位が誰になるのか注目されていました。
そして,結果,ベンキマンが29位となり,特別読み切りが決定してしまいました。
ベンキマンと決まった瞬間,原作の嶋田先生は膝から崩れ落ちたということでした。
ベンキマンは,かつては強敵と描かれておりましたが,それもかれこれ初期のまだキン肉マンが現在のような路線に入ったばかりの頃の話で,今さらこの超人を主人公にどのように膨らませるのであろうかと大変興味があります。
30位には,アシュラマンの師匠サムソンが正体であるサタンクロスですから,それなりに話も膨らんだと想像しますが,運命のいたずらというか,ベンキマンではどう話を作ったらいいのかというように思います。
私は,かねてからキン肉マンの登場する超人は,どちらかといえば怪人であり,超人というのは少々違うのではないだろうかと思っていましたが,特にベンキマンなど「人」のカテゴリーに入れて論じてよいのかと思うところです。
しかし,その家族構成まで描かれるとすれば,親兄弟も皆あのような容姿なのだろうかと気になってしまいます。
とはいえ,一点大変気がかりなのが,ベンキマンはインカ出身という設定だったと思いますが,それを貫き通した場合インカ関係者からクレームがあるのではというように思うところです。
しかし,キン肉マンの読者であれば,ゆで先生の荒唐無稽な設定を楽しむという姿勢を既に十分訓練しておりますから,そのようなクレームをするには至らないものと信じております。
いずれにせよ,現在連載中のものも含めて今後も楽しみにしております。
現在連載中のものはウォーズマンがこれから戦いますが,ウォーズマンは物語中盤以降負け癖があるのではないかというくらい負け続きですから,ここはコンピュータ超人というよく分からないカテゴリーの代表格というプライドにかけて是非とも健闘してもらいたいと思います。
また思いついたら書きます。ではでは。