こんばんは。
今日は台風の対応に一日振り回されましたが,私個人的にいえばそこまでの被害を受けませんでした。
しかし,どこに行くにしても電車は使えず,車は渋滞と大変な一日だったと思います。
長距離通勤の方においては,おそらく今日は大変長い一日だったのだろうと,心からお疲れ様といいたいところです。
さて,今日のニュースを見ていたら,ベルギーで,映画撮影名目で海賊をおびき出して逮捕したというものがあったので取り上げてみました。
ベルギー捜査当局は,2009年にベルギー人船員らが乗った船が海賊に襲撃された事件の首謀者を捕まえるため,おとり捜査を試みることにしました。
容疑者は,警戒心が強く,なかなか国外に出ないということだったので,当局捜査員が海賊のドキュメンタリーを撮影する映画関係者を装い,腹心を通じてその映画撮影の協力をお願いする形で接近したそうです。
そうしたところ,今月12日に契約のためにブリュッセルの空港に容疑者が到着したところで逮捕したということでした。
今回の逮捕劇は,おとり捜査の成功ということで珍しいケースだと思います。
海賊行為は許すことができず,その意味ではこのようなやり方が功を奏したことはよかったのかと思います。
逆に,誘い出されてしまった海賊においては,おそらく相当驚いたことと思います。
かなり警戒心の強い人ということですから,その彼がわざわざベルギーまでやってくるとなれば,おそらくほとんど警戒を解いていたのではというようにも思うと,この逮捕劇は相当な驚きがあったのではないかと想像します。
しかし,おそらく今後容疑者逮捕のために同様の手段を使うことはできないでしょう。
この件を契機に,海賊が今後外部からのあらゆる誘いに対して警戒心がより強くなり,例えば捜査目的ではなく真の取材目的であったとしても応じる可能性はかなり減ってしまったのではないだろうかと思います。
ドキュメンタリー名目で近づく者を全て警戒するということになれば,海賊の周辺を取材するジャーナリストというだけで命を狙われることになってしまうのではないかというようにも思うのです。
ですから,私自身海賊行為を容認することはないのですが,今回の手段が功を奏して2人の容疑者の逮捕という成果を上げたとしても,今後のことを考えた場合にそれはよかったのだろうかと思うところがあります。
とりあえず,このニュースを世界中に知らしめ,海賊の周辺で取材もしくはそうと捉えられかねない行為を厳に慎むことを周知すべきであると思いました。
今日はセリーグのCS第2ステージ第1戦が催されましたが,結果は読売の逆転勝利ということになりました。
途中まで広島さんが勝っていただけに,このままいってほしいと強く願ったものですが,やはり読売は投打や守備において地力のあるチームであると再認識させられました。
私が言うと悲しくなりますが,広島さんは,CS第1ステージで3試合行わなかったために,体力的な疲労はそんなには多くないと思います。
また,ブランクの空いた読売に比べて,阪神と試合をした分だけ試合勘もあるのではないかと思います。
その辺り,阪神の無形のアシストを受けてCSの舞台に立っていると手前勝手に思っているところがあるので,何とかそのアシストを勝利という形にして勝ち残ってもらいたいと願うばかりです。
また思いついたら書きます。ではでは。