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 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,頭に銃弾が当たったにもかかわらず,銃弾が跳ね返って命が助かったというものがあったので取り上げてみました。

 アメリカの62歳の男性が,午後12時15分頃,早退した孫娘を車に乗せて幹線道路を通過していた時のことでした。
 男性の頭に金属が当たった音が聞こえた直後,孫娘は男性が撃たれたと叫び,それとあわせて男性の髪の生え際の下辺りから血が流れ始めました。
 男性は血が流れ始めたのを感じて,撃たれた現場から20メートルほど離れたところの路肩に車を停めました。
 孫娘は,自分の足先に銃弾が落ちていたのを発見して救急車を呼び,男性は搬送されて検査を受けたのですが,出血した箇所の傷以外に問題は見られず,結局傷口を6針縫って数時間後に退院しました。
 その後の調べで,当たった銃弾は何かを狙った流れ弾とわかり,車から離れた場所から発射されたために銃弾の速度が落ちたことが幸いしたということでした。
 警察の推測では,銃弾は下の方へ向かう角度で,開けていた窓の隙間から入り男性の頭に命中したものの,頭から跳ね返って車内を数カ所跳ね回った後,フロントガラスにひびを入れるほどの衝撃でぶつかった後,孫娘の足先で止まったということでした。

 このニュースを見て,率直に,銃弾が頭部から跳ね返ってよかったなと思うとともに,車内を数カ所跳ね回った際に孫娘にも命中せずによかったと思いました。
 車内は通常そこまで広いものではないでしょうし,孫娘の足先に落ちたということですから,もう少ししていたら足に命中していたということでしょう。
 そう考えると,ある意味この程度で済んだのは運がよかったというべきなのかもしれません。

 ただ,開いていた窓から銃弾が入ってくるというのは銃社会アメリカならではでしょうか。
 日本では,時々窓から蜂が入ってきてパニックになることはなくもないですが,銃弾とでは危険度の規模が大きく異なります。
 窓から銃弾が入ってくるのは大変運が悪いでしょうし,距離があったから威力が弱まったとはいえ,やはり運がいいとも言えないように思います。

 以前ある本で,頭は曲線があるので,銃弾が滑って命中しづらく,ヘッドショットは他の部位に比べて狙わない方がよいというのを見たことがあります。
 そんな知識が生かされる局面は生涯出てこないだろうと思って暮らしていましたが,おそらく今回は頭部の曲線ゆえに命中ということにはならなかったのではという気もして,その使い途のない雑学が生かされたのだと思いました。
 おそらくこの雑学は,この生涯の中で次に生かされる機会が来るかは相当微妙ではあるのですが,そんなことを考えずに生きていける方が幸せだと思うので,「こんにちは,そしてさようなら」というように思いました。

 とかく,今回の事件は銃社会は怖いなということでした。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 20:32
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