こんばんは。
今日は,私が使っているiPhone5Sについて,備忘録的に少々語ろうと思います。
iOSは定期的にアップデートがなされておりますが,アップデート開始時は不具合が多く,私は直ちに変更することはしません。
それはアンドロイドを使っていた時もそうで,大体アップデート直後はアプリの動きが悪い,動きがカクカクするなどの不具合が多く見られました。
ですから,今回iOS8のアップデートが配られ始めた後もすぐに手を出さずに様子を見ていました。
そうしたところ,アップデート配布当時は案の定いろいろな不具合が報告され,当分iOS7のままでいようとかれこれ2ヶ月程度様子を見続けておりました。
そして,iOS8.1.1が配布された後くらいから,これはすごくいいという報告がいろいろと入ったので,意を決してアップデートをしてみたのですが,結果としてこれが今のアップルなのだろうかと思いました。
アップデートすると,ほとんど見た目は変わらないのですが,見慣れないアプリが当然そこにいるように鎮座していました。
とりあえず開いてみたものの,使い方はよく分からないままで,とりあえず放置をしてみました。
それ以外は特に使用していて不便はなかったのですが,アップデートをした翌日くらいから電池の減りが異様に早いことに気づきました。
ネットで調べたところでは,「設定」から電池の使用状況を確認できるようになったので,それを見てみるといくつかのアプリの電池消費に占める割合が大変大きくなっていたので,とりあえずそれらをアンインストールして様子を見てみました。
しかし,それでもあまりにも電池の減りが早いので,またしてもネットで調べたところ,いくつかの手法を講じることで電池の減りを抑えられるというものがあったのでそれを実践してみました。
そうしたところ,電池の減りが前と変わらなくなったので,とりあえず今はそれで様子をまた見ているという状況です。
その「いくつかの手法」の中でもっとも効果的であったものは,アプリの位置情報サービスのオフでした。
これはiOS7まではないもので,これで位置情報と関係なさそうなアプリを片っ端からオフにしたところ,それなりにまともな電池消費量に落ち着いたという感想です。
私は,今回のアップデートは大変不服です。
それは,今までのアップルとコンセプトの違うアップデートであると思ったからです。
これまでのアップルは,直感的な操作で大概のことが出来,説明書も特に不要でこんな便利なことができるというのがコンセプトであったと思います。
それが,知らないうちに訳の分からないアプリが設置され,かつ設定から変更を加えないと電池消費量も増えて使いづらくなるというのは,どういうことなのだろうかと思います。
こういう変更を加えるのであれば,普通はいくつかの説明を付けるべきと思うところですが,そもそもアップルのコンセプトは「説明がなくても使える」であったと思います。
ですから,こんな風に説明の必要な設定などを付けることはアップルらしくないと思います。
アンドロイドは,いろいろと細かい設定が必要ですが,それは細かく自分らしく機種を変えられるという意味では大きなメリットであるとも思え,一長一短だと思います。
ですから,iPhoneがアンドロイド化したということ自体を問題にするというのは少々論点が違うように思うのです。
しかし,アンドロイド化するのであれば,事前に何らかのアナウンスがなされるべきと思いますが,その点のケアがなさ過ぎるように思います。
また,アンドロイド化するにしても,それが非常に中途半端だと思います。
例えば,最近のiPhoneは,サイズが選べたりするなど,いくつかの選択肢を顧客に提供するようになりました。
かつてのiPhoneは1種類だけで,これが世界のトレンドを作るのだというくらいの傲慢さすら感じましたが,それはよいものを作ったという自負心の表れでもあり,それに世界中が釣られていったのだと思います。
それが,選択肢を提供するようになり,かつ設定もどんどん細かくいじれるようになってきて,iPhoneらしさがなくなっているようにも思います。
それは対抗するアンドロイドの進歩ゆえに仕方がないのだろうとも思いますが,それでも未だウィジェットは使えなかったりと中途半端さがあるように思います。
今回のiOS8を見ていて,そんなアップルの迷いを感じました。
それは私のうがった見方なのかも知れませんが,それでもこれまでの感覚よりはちょっと使いにくくなったiPhoneを手にしているとそんな感覚を拭えないと思いました。
また思いついたら書きます。ではでは。
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