こんばんは。
明日はいよいよ衆議院議員選挙の投票日ですが,今日のニュースを見ていたら,岐阜県高山市では投票所に爆竹を配る異例の対応をとることにしたというものがあったので取り上げてみました。
これは,この地域では熊が頻繁に出没し,死人も出ているからだそうです。
爆竹を配るのは72箇所の投票所のうち,今年熊が目撃された32箇所と言うことで,20連発式の爆竹が10セットずつ配られるそうです。
選挙管理委員会は,投票日に投票所周辺に熊が出た場合,慣らして追い払うことにしているほか,熊よけのための鈴やラジオなど音の出るものを持って投票所に出かけてほしいと回覧板などで呼び掛けているそうです。
選挙管理委員会の書記長は,できるだけの熊対策をしており,安全なので,投票に言ってほしいと話しているそうです。
総務省自治行政局選挙部管理課では,投票所で熊対策として爆竹を準備するという話は今まで聞いたことがないと話をしているそうです。
確かに熊の出る地域ではそのように色々な対策をとる必要があると思うのですが,知識がないので恐縮ですが,熊対策に爆竹は有効なのでしょうか。
もしも現れた時には建物に素早く入る等の対策が必要と思いますが,それでも過疎化の地域があればお年寄りが多いと思いますし,そのような対応も難しいのでしょう。
そうなると,音で熊を驚かせて退いてもらうというのが有効な対策と言うことで,今回の様な爆竹,鈴,ラジオなどについて呼び掛けたのでしょうか。
ただ,怖い思いをするのは,投票所に来る人はもちろんのこと,投票所で待機している人たちもでしょう。
なにせその地域で熊が出るかも知れないと言われ,かつ熊が出た場合は直ちに爆竹をもって熊に立ち向かわねばならないのですから,私にしてみるとそれで驚いて帰ってくれなかったらほぼ丸腰ですし,どうしようかと恐怖を感じるところです。
しかし,都市部では,そのような危険もないのに投票率が低いと言われる中,こういう場所では危険を冒してでも投票に行かれる方がいらっしゃるというのは,色々と思うところがあります。
最近投票率は低いですし,特に今回の選挙については大義があるのかと疑問視されていてさらに下がるのではとも言われていますが,こういう地域に比べて恵まれている人たちはまた考えてもらいたいものだと思います。
阪神にいた藤川球児さんが,レンジャーズと基本合意に達したという記事を見ました。
藤川さんは,渡米してから目立った活躍がなく,手術もしてしまって,このオフで日本に帰ってくるのではと言われていましたが,蓋を開けてみればメジャー契約をできたということで,私自身安堵しております。
もちろん,今年の阪神中継ぎ陣の不振を考えれば,藤川さんに返ってきてもらえればどれだけ心強かったかという様には思います。
しかし,藤川さんは,全盛期は過ぎてしまったように見えるとはいえ,日本最強の抑え投手として海を渡ったにもかかわらず,今のところ目立った活躍もできていないのですから,このままでは藤川さんは終われないでしょう。
このことは,藤川さんを入団当時から見てきた私にとってもまったく同じです。
藤川さんは,入団当時は先発投手で,球の回転は当時から素晴らしかったものの,球威がなく,球速も140キロ前後くらいでした。
それゆえに,素材としては素晴らしかったものの,活躍ができない時期がありました。
しかし,その後セットアッパーとして活躍をし出し,それからは皆様がご存じの通りの大投手となりました。
持ち味はあのキレのある直球ですが,年齢からなのか,近年は分かっていても打てなかったという往年の威力まではないように思います。
日本最終年でも,藤川さんはスプリット等を交えてアウトを取る投球をしていましたし,渡米前にある程度全盛期から下っていたことは間違いないと思います。
しかし,これだけの投手がメジャーでどこまで通用するのかというのは非常に楽しみでしたし,それだけにメジャーでの成績は残念であると思います。
ただ,レンジャーズは,藤川さんのところをストライクの取れる投手として認識し,カブス時代に2年間で11.2という奪三振率を獲ったことを評価しているそうです。
また,靱帯再建手術では,移植した靱帯がなじむ復帰2年目以降に投球内容が向上するケースが多いことも検討されたようです。
レンジャーズはダルビッシュさんのいるチームですが,そうすると日本からは何かと注目されるチームだと思います。
そういうところで,かつてのストレートに近い球威を取り戻せれば,アメリカで彼の名がとどろくこともあると思います。
阪神はいつでも藤川さんのことを待ってはいるでしょうが,それでもせめてアメリカで一旗揚げてきてから帰国されることを強く希望します。
また思いついたら書きます。ではでは。
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