こんばんは。
最近寒い日が続きますが,今日は冷たい雨が降りました。
今日に限って遠出の用事があったのですが,こういう日はできれば家でおとなしくしていたいものです。
そんな寒さを思いつつ,今日のニュースを見ていたら,命綱を付けて雪下ろしをした男性が亡くなったというものがあったので取り上げてみました。
場所は岩手県なのですが,男性は雪下ろしのために自宅の屋根に上りました。
ところが,男性は屋根から落ちてしまい,自宅のすぐそばを流れる川に落ち,亡くなってしまったということでした。
男性の体には,2階の手すりに結ばれたロープが付けられていたということですが,長さが6メートル以上あったため転落してしまったということでした。
川の水深は50センチ程度ということで,男性はおぼれてしまったということでした。
まずは,亡くなられた方についてご冥福をお祈り申し上げます。
雪下ろしは雪国で暮らす際には極めて深刻な問題であると思います。
今回は50センチほど雪が積もった状態の時に雪下ろしを開始したということですが,これもそれなりに量がある状態だと思いますし,放置すればどんどん雪が積もっていく一方なので,早い段階で雪下ろしをしようと思ったこと自体は正しかったと思います。
ただ,悔やまれるのは,命綱が長すぎたことでしょうか。
どうして長さを調整しなかったのかは分かりませんが,もしかしたら命綱が短すぎると作業に支障を来すなどの理由があったのかも知れません。
命綱の構造によっては,短すぎれば屋根の隅から隅まで移動することは難しいでしょうし,それがある程度長かったということは仕方がないことなのかも知れないと思います。
とはいえ,落下した際に川まで落ちてしまう程度の長さであれば,もはや命綱としては機能しませんし,さすがにこれは長すぎたのかも知れません。
ちなみに,水深50センチの川でおぼれることはあり得るのかということですが,これは十分ありうると思います。
例えば,落下した際に気が動転して,適切な対応をできない場合が考えられます。
また,亡くなられた方は74歳ということですが,もしかしたら体力的に起き上がるのが難しかったかもしれません。
そういうことを考えると,水深がそこまで深くないとしても決して油断することはできないのだろうと思います。
これから冬本番で,雪国暮らしの方にとっては雪下ろしは大きな課題になるだろうと思います。
雪下ろしをされる方におかれましては,十分ご注意くださいますようお願いします。
また思いついたら書きます。ではでは。
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