こんにちは。
今,韓国では,元ヤクルト選手の林さんの違法賭博騒動が持ち上がっておりますが,そんな中で,阪神に在籍している呉さんについても飛び火することとなっております。
記事によれば,呉さんも林さんと同じく,韓国の法律では違法となる賭博を行ったという疑惑が持たれているようです。
この違法賭博というのは,記事によれば,韓国から持ち出せるお金が約100万円までとされていて,これを超えて国外で賭博を行った場合は違法となるというもののようです。
この法律の趣旨は,国内における所得格差を考慮して,海外で多額のお金を費消することを制限させようというものであるとのことです。
日本ではこのような法律はありません。
この報道を見ていて,もしも呉さんがこのような賭博を行っていた場合,どのように対処すべきかと考えました。
まず,第一に考えるべきことは,呉さんは韓国法では違法であるとしても,日本では違法ではないということです。
次に,先日読売において野球賭博問題が持ち上がりましたが,賭博に関する世間の目が鋭いこのご時世において阪神でも賭博という問題が持ち上がってしまったことです。
この賭博は,先の野球賭博と性質が全く異なるものですし,また日本法で違法でない以上球団の管理責任も問題になるものではないでしょう。
特に,野球賭博の場合は,プロ野球の勝敗に筋書きができてしまっているのか,反社会的勢力との関係があるのかという意味で非常に大きな問題だと思いますが,その点今回話題に出ている賭博は関係がない以上,問題点が大きく異なると思います。
ただ,世間において賭博のイメージが悪化している現状において,何も問題にしないというのは世間が許すのかということは難しいところです。
個人的には,日本法では問題でないこと,先の野球賭博とは関連がないことを考えれば,何らかの指導を前提とした上で在籍を許すことでよいのではないかというように思います。
ただし,子供達の見本となるべきプロ野球選手が自国法において違法となるのであればそれは問題でしょうし,やはり韓国法に則って適正な処分を受けていただくことを条件として阪神に在籍するというのが望ましいのではないかと思われます。
しかし,呉さんは,現在メジャー移籍が問題となっていますが,もしかしたら今回の問題はその点に影を落とすことになるのではと心配しています。
また,違法行為を行って処分されたということが,アメリカにおける在留資格の発行などに影響を与える可能性もあるのかもしれないと思いました。
もちろん阪神に残ってくれたら非常にありがたいのですが,それでも本人が活躍の場を求めたいという気持ちがあるのにこれを実現できないことは悲しむべきことでしょう。
ですから,もしも今回の問題が移籍に影響するのであれば,自業自得とはいえ気の毒な面もあるように思いました。
現在,呉さんがいなくなるかどうかは,阪神の来季の戦力を考える上で非常に重要な問題になっていますが,まさかこういう方面から問題が出てくるとは思いませんでした。
この問題は呉さんの去就に大きく影響すると思いますし,今後の動向を見守りたいと思います。
また思いついたら書きます。ではでは。
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