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2016.01.07 Thursday
 こんばんは。

 私の事務所は本日が今年の仕事始めだったのですが,私は昨日から風邪をひいてしまい,今日は一日最悪の体調の中で事務をこなしました。
 何が原因だったのかはよくわかりませんが,年始めからこれでは非常に困ったものです。
 一刻も早く回復するべく,療養に努めたいと思います。

 さて,今日は朝からベッキーさんの報道があったので,俗っぽいですがそれを取り上げてみたいと思います。

 私はテレビを見ないので,ベッキーさんを最後に見た記憶を追うことも非常に難しいくらいですが,CMやレギュラー番組も相当数持っているようなので,人気なのでしょう。
 個人的には,悪い印象はないため,消極的な意味での好感はあると思うのですが,正直言って今回の報道を見ても個人的な好感度の上下は特になかったというのが率直な印象でした。

 このベッキーさんの騒動については,ベッキーさんご自身や相手の川谷さんもいわゆる不貞関係を否定しているようですし,これを確実とするようなものも今のところわかりませんから,私自身現段階で不貞があったと決めつけるつもりはありません。
 ですが,報道内容やLINEの内容,写真を見る限り,一般人に対して不貞関係を疑わせるには十分なものであったろうとは思いました。

 仮に不貞があったとした場合,これが違法な不貞に当たるかどうかはまた問題があるように思います。
 というのは,仮に不貞関係があったとしても,婚姻関係が破綻した後に行われた不貞行為については違法ではないという判例があるからです。
 ですから,現在存在している証拠関係や時系列はわかりませんが,もしも川谷さんの夫婦の婚姻関係が破綻していた後に今回のベッキーさんとの関係が生じたのだとすれば,それは違法ではない可能性も十分にあるように思います。
 この辺りの事実関係はわかりませんので,現段階ではこの点についてはこれ以上言及しませんが,問題は一般人は違法な不貞かどうかはあまり関心がなく,既婚者と交際するということが道徳的に許されないというように思うことだろうと思います。

 そして,そのことが顕著に表れたのが,ベッキーさんをCMで起用していた企業のうちいくつかの会社の株価が下落傾向にあるということだと思います。
 また,CM出演についても,すぐに打ち切り他商品のCMに切り替えるという方針を打ち出していたり,CM打ち切りを検討しているところが出たりしているようです。
 レギュラー番組についても,出演を差し控える等の問題もあるかもしれませんし,その場合は代替の方を手配する手間も生じることがありうると思います。
 CM等の出演契約の中には,特約条項において,交際報道等が生じた際には賠償責任を負う旨定めたものもあると聞き及んでおりますし,もしも関連するCM等の契約においてそのような条項があれば不貞の慰謝料請求など比べものにならない賠償問題に発展することも懸念されると思います。

 ただ,一方で,上記の通り私はベッキーさんの認識を大変過小に評価していましたが,株価下落やCM打ち切り等の問題を見ていると,ベッキーさんがこれまで築き上げてきたものが私が想像していたよりも大きかったのだと認識を改めざるを得ませんでした。
 その意味では,彼女は自ら誇るに値するものを作ってきたのだろうと思います。

 問題は,彼女自身が復帰をどのようにするかですが,そのためにはまずある程度時間をおいてほとぼりを冷まし,その上で根源となった不貞疑惑問題を決着させる必要があります。
 その場合,違法な不貞でなかったとしても,既婚男性と一緒にいたこと等によって妻側に迷惑をかけたという名目等の下で謝罪等を行う必要があるのでしょう。
 その謝罪等の中には,場合によっては金銭的賠償というものもあるかもしれませんが,ここまでの大事になってしまったのであればいずれにせよ有耶無耶な解決は相当難しいと思われ,何らかの決着をつける必要があるのだろうと思います。
 もしも,妻側が,かかる不貞疑惑において法的責任を追及できない可能性を懸念し,その上で今回の情報をリークしたのであれば,それは相当戦略を練られたのだろうと思いますが,それは私の想像の域を出ない話なので,このような想像を書いてしまったことについて妻側に対してこの場で謝罪いたします。

 ベッキーさんとしては,早期に会見を開いて説明責任の一部を果たそうとした姿勢は評価されようと思います。
 ですが,疑問の残る点についてすべてに回答できたということではないので,その点はまだ物議を醸すことでしょう。
 とはいえ,真実がどうあれ,一般人全員が納得をするような合理的な説明をすることも難しいでしょうし,その意味ではひとまずほとぼりを冷まし,その上である程度の説明を追加するというのが穏当な対処方法なのではないかと思いました。

 今回の騒動の顛末については,このような問題が生じた際にどのようにして解決を図るのがよいのかというケースとして,私の職業においても参考になると思います。
 ですから,当事者の方々に対しては大変申し訳ないと思うものの,関心を持って展開を見ていきたいと思います。


 本日,阪神がマテオさんと正式契約をしたというニュースがありました。
 また,獲得を検討していたドリスさんについても合意間近であるということで,守護神の座を争って競争する仲にする予定のようです。

 以前も述べたとおり,両投手とも右の速球派で,空振りをとれる変化球があるものの,制球にやや不安があるという点では共通しているようです。
 個人的には,外国人選手については大いに当たり外れがあるので,いくつか抑え投手として適正のありそうな方を採用し,競争させた上で最終判断を下すというやり方は間違ってはいないと思います。

 とりあえず,呉さんがいなくなってしまった穴をどう埋めるかという問題については解決策を提示したということになるので,ひとまずは様子見というところでしょうか。
 あとは中継ぎ投手,そして貧打解消が阪神の当面の課題です。
 これらについては劇的な対処がされていないように思われ,今後これらをどうしていくのか,見守っていきたいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | よろずごと | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:27
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