こんばんは。
年初からひいていた風邪がようやく快方に向かい,本日は昨日一昨日と体調不良のために滞っていた仕事を処理するために一日仕事をしていました。
これだけ一日働いていると,ようやく今年が始まったという実感が湧いてきました。
さて,今日のニュースを見ていたら,先日話題に挙がった,中国の巨大黄金毛沢東像が解体されたというものがあったので取り上げてみました。
この毛沢東像は約37メートルという大きさで,金色という非常に目立つものです。
建設費用は地元の実業家数人が提供したということで,総工費は約5300万円,9ヶ月かけて建設され,去年12月に完成したとのことでした。
その毛沢東像ですが,突如解体されてしまったそうです。
その解体の理由ですが,なんと像が地元当局で登記や審査を経ていなかったという手続の問題からだということでした。
これだけお金をかけて皆に見てもらいたい,誇れるものを作りたいというのであれば,もっと色々と確認してから進めればよかったと思うのですが,非常に脇が甘いと言わざるを得ません。
ただ,大変気になるのは,これを9ヶ月もかけて建設していたのですから,その間に誰かが許可の必要性を問うたり,役人がストップをかけに来たりしなかったのかということです。
記事からは,完成してから解体になったという流れの理由は見あたりませんでしたが,もしかしたらこの像建設のニュースが世界で話題になって政府関係者の知るところになったからこそ動き始めたのではないかというような気もします。
私がこの像の完成のニュースを見たのは先週だったかと思いますが,もしかしたらそのくらいの時期にインターネットで世界中にこのニュースが出回り,その段階で初めて問題化された話なのではないかと想像したりします。
とはいえ,そういう経緯でこの時期になったかは別として,やはりこれだけの大仕事をしようと思ったにもかかわらず手続ミスで不意にしてしまったことについては何とも言い難いものがあります。
中国の建設に関するものの考え方については私は分からないことが多く,あまりここで言及することもできないのですが,それでも大きな建造物であれば行政に相談しようと考えることはどの国も大体同じな気もするのです。
そう考えると,この件で動いていた人たちについては残念な思いを持ちました。
阪神を離れることになった呉さんですが,メジャー球団と交渉中とのことです。
既に複数の球団が獲得意思を示しているそうで,カージナルスなどが挙がっているそうです。
呉さんといえば,韓国での違法賭博問題があり,昨年12月30日に罰金約73万7000円の略式命令を受けて刑事責任は果たしたということです。
ただし,韓国野球委員会は,呉さんについて,今後韓国プロ野球に復帰した場合,1年目の公式戦の半数は出場停止にするという制裁を決定したそうです。
呉さんは,現在グアムで自主トレ中ということですが,ここからメジャー挑戦をめざすということなのでしょう。
賭博問題はアメリカでの在留資格の問題や,各球団に獲得をためらわせる問題になるのではないかと心配していましたが,記事を見る限りそれらの問題に言及されたものはないようです。
呉さんは,野球に向かう姿勢等については阪神の若手選手は大いに見習うべきものがあり,去年のオフは呉さんと一緒に自主トレに若手が帯同したという記憶があります。
そのような選手であるだけに,おそらく新天地でも自分を律して活躍してくれるだろうと思います。
ただ,呉さんは,日本球界時代,直球とカットボール主体であったため,打者に合わされてしまったということがありました。
メジャーの場合,日本以上に直球系の球には強いと思われ,いくら球速が出ていたとしても直球とカットボールで対向するにはせめてもっと球速か球威,回転等のある球でなければかなり厳しいのではないかと思います。
日本球界にいた時から何度も述べていたことですが,呉さんに必要なのは空振りのとれる変化球,もしくは球速差のある変化球だと思います。
日本時代,時々フォークボールを投げてはいましたが,それよりもやはり直球系で勝負することの方が多かったと思います。
個人的には,空振りがとれて球速差もあるチェンジアップを習得してくれればかなり使える武器になると思っているのですが,それが実戦レベルになるまでには時間もかかるでしょうし,一朝一夕というわけにはいかないでしょう。
個人的には,呉さんの賭博問題には反社会的勢力との関連も噂されていましたし,その意味では今後も阪神でプレーして頂くことは難しいかという思いもあります。
しかし,これまで阪神に貢献してくれたことは事実ですし,今後の野球人生での成功を心から祈念したいと思います。
また思いついたら書きます。ではでは。
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