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 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら,小学校のグラウンドに穴があいて小学生らが転落したというものがあったので,取り上げてみました。

 穴があいたのは堺市の中学校で,グラウンドの一部が突然陥没したのだそうです。
 その穴に,体育の授業中でハンドボールをしていた女子生徒2名と女性講師が次々と転落したということでした。
 初めに生徒1人が転落し,それを助けようとした生徒の足下も崩れていって巻き込まれ,さらにそれを助けようとした講師も転落してしまったということでした。
 講師は自力で這い上がり,その後講師が一人を引き上げ,もう一人は別の生徒が引き上げて,まもなく助け出されたということです。
 生徒らは,足に打撲や擦り傷を負ったものの,重傷ではなかったということでした。
 市の教育委員会が現在陥没の原因を調べているということです。
 穴は,縦2.4メートル,横0.8メートル,深さ5.4メートルで,地上から深さ約2メートルまで水がたまっているということです。
 市の教育委員会は,穴の周りをフェンスで囲み,グラウンド全面を使用禁止にしたということでした。

 グラウンドで突然地面が陥没するというのは,おそらく生徒らは全く想定していなかったでしょうし,相当な恐怖があったのだろうと推測されます。
 重傷でなかったことは幸いでしたが,このようなケースがあったのであればおちおちグラウンドを使用することもできないと思います。
 これだけの深さがあったとなると,おそらくこれまで陥没しなかったのはたまたま運が良かっただけで,いつ陥没してもおかしくない状態だったのだろうと想像されます。

 陥没の原因は調査中ということですが,穴の写真を見る限り,穴の中に水道管が見受けられるので,おそらくこれが原因になったのではないかと思います。
 土中の水道管が漏水している場合,周囲の土を水道管が引き込んでしまって漏水箇所付近の地面から土がなくなってしまい,土中に大きな空洞ができて,最終的には天井たる地面が重さを支えられなくなって陥没するというのは割と良く聞く話です。
 記事によれば,穴の中には水がたまっていたということですから,おそらく水道管の一部が漏水して,そこから上記のメカニズムで穴が形成されたのだろうと思われます。
 このような漏水している水道管など日本中にあるように思いますし,明日は我が身と考えることもそこまでおかしいことではないのかもしれません。

 地面の陥没といえば,先日の福岡の大規模陥没が思い出されますが,いずれにせよこういった事態は予期せぬところからいきなり発生しますから,対処のしようもありません。
 対応策は,日頃からのメンテナンスに尽きるのでしょうが,問題はそのメンテナンスを行える財源があるかどうかだと思います。
 これから少子化で税収が徐々に減っていくでしょうが,果たしてこういう設備をどのように維持管理していくのか,大きな問題だろうと思います。


 阪神の小野さんですが,右膝の半月板損傷で緊急帰阪したということでした。
 精密検査を受ける予定ということですが,高校時代に手術歴があったということを金本監督は知らなかったようで,来季先発候補として期待していただけにショックだったということでした。

 この記事を見ていて,そもそも私はドラフトで小野さんの名前が出た段階で,実は高校時代に半月板の手術をやっていたことはネット記事を見て知っていました。
 当時記事を見た記憶では,3年生の最後の夏は怪我のために思うように活躍できず,ドラフトから漏れてしまったというようなものだったと思います。
 金本監督は膝のことを知らなかったということですが,私ですらドラフト段階で知っていた膝に関する知識を,阪神球団が果たしてどこまで共有していたのか,非常に疑問です。
 そして,それを知っていれば,当然練習メニューも変わっていたでしょうに,阪神は球団として小野さんに関してどのように考えていたのか,非常に疑問等が湧いてくるところです。

 半月板損傷となると,正直言って投手としてやっていくのはかなり大変なのだろうと思わざるを得ません。
 まずは治療に専念ですが,仮にある程度良くなったとしても投手として再びやっていけるのか問題になるレベルの怪我だと思いますし,今回の件を踏まえて育成契約になってしまってもおかしくない程度のものだと思っています。
 これからが期待されていた投手だけに,本当に残念というほかなく,現状がよく分からないところであまり多くいうことも難しいと思っています。

 ただ,一つ言えることは,今季の阪神は先発のコマ不足で,主な補強ポイントの一つでしたが,小野さんが脱落するのであれば,別の先発投手を確保するように尽力しなければならないということでしょう。
 その意味では,先日ソフトバンクさんからの獲得を企図していた山田さんがヤクルトさんにとられてしまったことは非常に痛いといわざるを得ません。
 ドラフト1位の馬場さんや伸び代のある才木さんに期待するにはまだ荷が重いと思いますし,そうなると獲得してくるというのが現実的なのでしょう。
 こうなってくると,西武さんからFA宣言するのではといわれている野上さんの獲得を是が非でも進めてこないと,阪神の先発のコマ不足が解消されないと思われ,当面の目標はこの点となるのではないかと思われます。

 現在の阪神の補強ポイントは,長距離砲と先発投手でしたが,このところロザリオさんら長距離砲の話題ばかりが出ていました。
 しかし,まさかここにきて先発投手の問題が大きく出てくるとは思わず,やはり世の中は何があるかわからないものだと改めて思わされるものです。
 阪神球団においては,これまでの小野さんを含めた選手の扱い等について猛省した上で,補強ポイントをどうするか,全力で取り組んでもらいたいものです。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:54
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