こんばんは。
今日のニュースを見ていたら,るろうに剣心の作者が児童ポルノ禁止法違反の容疑で書類送検されたというものがあったので,取り上げてみました。
容疑は,10歳前半の女児の裸の写った動画が収録された複数のDVDを所持していたという単純所持です。
児童ポルノの単純所持は平成27年7月から処罰対象となり,1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科されます。
捜査関係者によると,作者は,DVDを都内の事務所で所持していたということです。
作者は,容疑を認めた上で,小学校高学年から中学2年生くらいまでの女の子が好きだったと供述しているということです。
発覚の端緒は,別の児童ポルノ事件の捜査で,作者が当該DVDを購入していた疑いが浮上したところで,自宅を捜索したということでした。
るろうに剣心はジャンプ連載当初から読んでいた漫画で,結構好きな作品でした。
作品の展開については賛否両論ありましたし,弥彦という少年が異様に強すぎたり,巨大すぎて現実にいなさそうな敵が出てきたりと,いろいろと飲み込みづらい部分はあったものの,総じて見れば面白い作品であったといって差し支えないと思います。
それゆえに,連載終了から時を経て実写映画化されたのだと思います。
個人的には,漫画の実写映画化は失敗作が多い印象なのですが,るろうに剣心は数少ない実写映画化が成功した作品だと思います。
また,私は,るろうに剣心よりも武装錬金という漫画が好きで,特に蝶野公爵というキャラはなかなか味があっていいと思っています。
るろうに剣心後半から,やたらコメディ展開を多くしがちな傾向があり,その辺りは個人的にはあまり馴染ず,その意味では武装錬金で多かったコメディ展開まで全て評価しているとはいえないものの,全体としてみればいい作品だったと思っています。
最近になってるろうに剣心北海道編が始まったところで今回の件が発覚し,さすがにがっかりしてしまいました。
当然連載は休止ということですが,かつてのリーダー伝説たけしのように終了とならなかっただけよかったというべきかもしれないものの,大変残念です。
あまりネタバレはしたくないですが,本編で継承した逆刃刀が再び戻ってくる展開はやや眉をひそめざるを得ないところでしたが,かつてのキャラ達がこれから続々出てくると予感させたところでの今回の件なだけに,ここでそうなるかというように思いました。
発覚の端緒は別事件の捜査ということですが,おそらく作者が購入した業者が検挙され,そこの顧客リストから作者につながったということなのだろうと思います。
ここから,法禁物を何らかの形で入手するとなれば,どこかで誰かが検挙されれば芋づる式にほかの人まで検挙されてしまうということがよく分かる格好の事例であると言えると思います。
しかも,記事によれば,10月に令状を取って自宅の捜索差し押さえが行われたということで,芋づる式というのは単に事情聴取に止まらずいきなり令状が発付されて捜索差し押さえまで至可能性があるということだと思います。
さらに,10月に捜索差し押さえがあってから11月後半に書類送検ですから,流れとしては比較的早い方だと思われ,芋づる式検挙というのはいったん始まるとそのくらいのスピード感があるものだということも分かります。
法禁物を入手するリスクというのは様々あろうかと思いますが,今回のような芋づる式検挙ということも念頭に置いた上で,手を出さないというのが無難だということなのでしょう。
おそらく初犯でしょうから,量刑は起訴猶予ないし罰金でしょうが,このような報道がなされると社会復帰は相当大変だろうと想像されます。
特に,記事には,小学校高学年から中学2年生くらいまでの女の子が好きだったという,そこまで言わなくてもというくらいの情報まで出てしまっており,再出発のハードルは極めて厳しいと思われます。
ただ,るろうに剣心の需要はある以上,漫画家としていつか復帰してくれるのではという期待もあります。
先に述べたたけしの作者は,事件後に漫画家として復帰して,新連載させた作品はアニメ化まで至りましたから,ある程度時間をおいた後に復帰するということ自体は可能なのかもしれませんが,それでもいつかは北海道編の続きが見られることを期待することにします。
斎藤一が「悪即斬」といっていたことを思い出して頂いて,自らを斬る思いでもう一度出直してもらいたいと思います。
阪神のルーキー糸原さんですが,契約交渉を行い,倍増の1600万円で契約更改したということでした。
糸原さんは,怪我をしたのが悔しく,走攻守の全てでレベルアップして1年間戦える体を作りたいと話したそうです。
糸原さんは,ルーキーながらショートに抜擢され,その後スタメンの地位を獲得していきました。
最大の魅力は勝負強い打撃で,速球に強く,広角に強い球を打つことができます。
また,選球眼が素晴らしく,空振りも少なく,さらにチャンスに強いということで,新人ながら期待以上の働きをしてくれたと言っていいと思います。
一方,糸原さんの難点といえば,守備が水準ぎりぎりのレベルで,もう少しレベルアップしてくれないと守備の要所であるショートを任せるには不安だということが挙げられます。
また,左投手はあまり得意でない印象で,打席数が少ないため本当に得意でないかは分かりませんが,その点はやや不安です。
さらに,今季は途中で怪我をしてしまったため,後半は出場叶わず,大事な場面で見ることができませんでした。
そういった意味では,糸原さんの来季の課題は,守備と1年通して出場できる怪我をしない体作りであり,その上でさらに打撃に磨きをかけていくことだろうと思います。
糸原さんは,金本監督に相当目をかけられ,守備でいえば圧倒的に大和さんの方が上でありながら,大和さんを押しのけてスタメン出場したということも多かったです。
それは,あの勝負強い打撃あればこそだと思いますし,スタメン出場して経験を積めたという意味ではその価値もあったと思いますが,それが故に大和さんのFA宣言につながったのだろうという見方もできるものですから,何ともいいがたいものがあります。
ただ,糸原さんが今後守備も含めて成長して,球界を代表するショートに成長してくれれば,今季金本監督が大和さんよりも優先して糸原さんを出場させたことが意味を持ってくると思いますし,そういう未来が来ることを願うばかりです。
また思いついたら書きます。ではでは。
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