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 こんばんは。


 先日現役引退した広島の新井さんですが,今日の記事を見ていたら,護摩行を今後も継続する意向を示したというものを見たので,取り上げてみました。

 新井さんは,護摩行は野球のためにやっていたのではなく,心の埃を取るためにやっていた,心が洗われる,来年は夏にやるかも知れない,冬よりきついみたいなのでという話をしたそうです。

 これまで何度かここで新井さんの護摩行を取り上げてきたことがありましたが,正月明けの恒例行事として行っており,このニュースを見ると今年も正月が終わったとしみじみ実感したものでした。
 それまでは正月気分が若干抜け切れていないところなのですが,護摩行の一報を見るとスイッチが切り替わってそろそろ仕事モードになるという,私にとって新井さんの護摩行とはそのような出来事なのです。

 そう考えると,続行自体は個人的にありがたいことなのですが,一方でいつもの時期に行わない可能性があるということですから,それでは私は困ると思っています。
 おそらくほかの選手も行くのでしょうし,それでも私の恒例のスイッチ切り替えは行われるようにも思えるのですが,ただやはり新井さんのような愛されるキャラクターが護摩行を行うことに意味があると思うと,時期が違うのでは私の目的が完全に達せられません。

 ただ,以前は金本前監督と一緒にやっていた護摩行ですが,金本前監督は現役引退とともにこれをやめてしまっており,それに比べて新井さんは護摩行に野球に生かす以上の意味を見いだしているということなのでしょう。
 それが心の埃を取るということなのだと思いますし,その意味は私には全てわかりかねるところでもあるのですが,あの炎の前で耐え続ける精神力は別に野球以外のどこでも生かせそうだといえばそうなのだろうとも思います。
 夏にやることも考えているようですが,今年のような暑さの中でアレをやるのはまさに自殺行為で,火傷に耐えるとかそういうレベルではないと思いますから,それは止めた方がいいと心から思います。


 FA宣言している西さんですが,今日そろそろ決めたいと去就について言及したということでした。

 先日阪神と2度目の交渉を行ったということで,条件面こそソフトバンクさんに劣るものの,甲子園という球場のメリットや熱意等を伝えられたそうです。

 話の中に出てきた,甲子園ではホームランが出にくいというのは投手としてメリットだと思うのですが,一方でホームランでの援護が受けられにくいということも問題でしょう。

 西さんは打たせてとる投手なだけに,守備問題の阪神に行くことは大変な思いをするでしょうし,まして打線の援護も弱いとなると今とどこまで環境が変わるのかということは考えるかも知れません。

 一方で,住環境を変える必要がないというのは非常に大きなメリットだと思いますし,さらにメリットにもデメリットにもなる超人気球団だという点も考慮すべきでしょう。
 勝てばこれ以上ないくらいのヒーローとして取り扱われ,負ければ精神的に参ってしまうほど叩かれるという点については,どちらを重視するかで阪神をいいと考えるかどうかが変わってくると思います。

 加えて,阪神に在籍した選手の引退後の状況は決して悪いわけではなく,将来を見据えれば阪神に在籍したということは大きなメリットになりそうにも思えます。

 個人的には,西さんのような先発投手の出来る人は何人いても困らないですし,特に西さんには実績がありますから,是非来てもらいたいとは思いますが,西さんの立場に立つと阪神とソフトバンクさんを両天秤にかける場合,非常に悩ましいだろうなと思います。
 今週か来週くらいには結論が出るのではと思うのですが,その結論次第で阪神としては補強プランが変わってくると思うので,いずれの結果になっても直ちに対応できるように準備はしてもらいたいと思います。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | スポーツ関連 | comments(0)  | trackbacks(0) | 21:31
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