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 こんばんは。


 藤浪さんは、今日中継ぎとして登板しましたが、2/3回を投げて2失点で今季5敗目を喫しました。

 今日の登板は、8回2アウト2,3塁のピンチの場面で登板し、三振で切り抜けました。
 その後、回を跨いで9回を投げたものの、ツーベースヒットを打たれ、申告敬遠やフォアボールなどで1アウト満塁で降板しました。
 その後に投げた投手が犠牲フライやヒットを浴びて、最終的に自責点は2となり、防御率は12.62となりました。
 藤浪さんは、ある程度ゾーンに投げ込めているので、もう少し考えて改善できたらとコメントしたということでした。

 今日の藤浪さんの各打者に対する投球を見たところ、正直言ってかなりばらけていて、制球がまとまっているとは言いがたいものだったと思います。
 結局いつもの投球と同じだったと思いますので、今日の結果は想定内のものだったと思ってしまいます。

 収穫があるとすれば、8回2アウト2,3塁というピンチで登板したものの、三振で切り抜けた場面でしょうか。
 藤浪さんは、走者を背負うとあまりよい投球ができないことが多く、特に今日は同点でピンチの場面での登板ですから、これまでよりも状況は悪かったと思います。
 そのような悪条件の下で三振に切ってとれたというのは、もしかしたら何か改善されたのではと思いました。

 また、今日の登板を見ていて、やはり打ち込まれる際の共通要素は回跨ぎのように思いました。
 これまで中継ぎ登板した初回から打たれることもありましたが、それよりも回跨ぎの時にやられてしまうケースが多いように思われ、この点は起用に際して考えてもらえないものかと思いました。
 首脳陣にしてみると、もともと先発をやっていた投手ですから、延長戦も見込まれるような展開で投手を使いすぎないようにするために回跨ぎをしたいと考えることは理解できます。
 とはいえ、そうであれば、これまでに傾向に従えば、藤浪さんが2人ほど走者を出してしまった段階で交代させるべきではないかと思いました。
 この辺りはチーム事情もありますから、このような考えばかりがよいことではないのでしょうが、それでも藤浪さんを存分に活用するならばこの辺りは留意してもらえないかと思います。

 これまでの投球を見ていて、素材はやはりよいとは思うものの、残念ながら日本と同じ状況を繰り返しているように思われ、環境が悪いというよりはもっと根本的な問題が前提にあると思います。
 そこを改善しないことには今後も同じことを繰り返すように思いますが、これを一朝一夕でどうこうできるわけもないでしょうし、あとは見守るしかないかもしれません。


 今日の阪神ですが、中日さんに勝利し、何と7連勝しました。

 今日は、初回のミエセスさんのタイムリーが大きく流れを作ってくれたと思います。
 これまでの阪神は、チャンスで打てないことが多々あったものの,ミエセスさんはそういった阪神の鬱屈した流れと関係なく打ってくれるので、こういう助っ人外国人は大変ありがたいと心から思うばかりです。
 中盤以降の拙攻はいただけませんでしたが、それゆえに序盤にきちんと点を取ってくれたミエセスさんの仕事ぶりに助けられたと実感します。

 また、中野さんの締まった守備が流れを手放さなかったのではと思いました。
 今季の中野さんの守備は非常に素晴らしく、昨季とは別人ではないかと思うことすらあります。
 WBCに招集されたことが非常によい影響を与えているのかもしれませんが、今日は捕球よし送球よしということでこれぞプロの守備というものを見せてもらえました。

 一方、中日さんの走塁ですが、助けられたとはいえ、あれはプロとしてはいただけないものだと思いました。
 ああいう普通にプレーをすれば得点を入れられて流れを持ってこられるかもしれない場面で、緩慢な走塁をしたがために点も入れられないというのは、流れを手放すばかりか、頑張っている他の選手、ファンの士気にも影響すると思います。
 何となくこういう緩慢さが今の中日さんの状態を示しているように思われ、こういうところを引き締めることができたら改めて対戦相手として恐ろしいチームになるのではと思いました。

 阪神は、今日の勝利で貯金が10となりました。
 何度も今の時期の順位に意味はないといいたいですし、どこかで調子を落として連敗することもあろうかとも思っています。
 ですが、そうであれば稼げるときに勝ち星を稼いでほしいと思うので、明日以降も期待したいです。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | スポーツ関連 | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:26
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