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 こんばんは。


 阪神はヤクルトさんとの3連戦を迎えておりましたが、何とカード勝ち越しどころか3タテにしました。

 今日の試合ですが、先発伊藤さんが試合を作ってくれていたものの、死球等で先制点をとられるなどなかなか厳しい展開が続いていました。
 その後打線が奮起して勝ち越しまで至ったものの、2番手の加治屋さんがまさかのボークで同点に追いつかれてしまいました。
 その後延長戦に入ったのですが、10回2アウトから近本さんがヒットに盗塁を決め、中野さんが敬遠された後、ノイジーさんのヒットで2アウト満塁となりました。
 そこで大山さんが押し出しの四球を選んだ後、最後は佐藤さんが走者一掃のタイムリーツーベースでダメ押しをして試合を決めました。

 昨日の試合もそうですが、今日の阪神も流れ的には負けていた試合だったと思います。
 しかし、誰かが昔いった野球は2アウトからという格言を地で行く粘り強いというしかない打撃が勝ちをもぎ取りました。
 阪神は今乗っているチームだと思うのですが、乗っているチームだとこいういった絶体絶命の展開でも勝利が舞い込んでくるのだろうというようにしみじみ思いました。

 佐藤さんは、シーズン序盤はなかなか苦戦していましたが、今の佐藤さんは打撃面守備面ともにかなりレベルが高く、こうなるとなかなか止まらなくなってきたという印象を持ちました。
 昨日今日と佐藤さんの貢献度の高さで勝利をもぎ取れたと思いますし、本当にプロ2年目の選手とは思えないくらいの中軸打者だと思います。
 打撃は水物ですから、どこかで調子が落ちてくることはあるのでしょうが、それでも昨日今日と勝利をもぎ取ったこの2勝はシーズン終盤で生きてくるのだろうと思います。

 今日の投手起用ですが、伊藤さんを引っ張ったことについては、中継ぎ投手陣の疲労を考慮したのだろうと思うので、私としてはある程度納得しています。
 伊藤さんの投球内容に問題点はあれども、きちんと試合を作ってくれたことには感謝ですし、青柳さんらの不調の中でのこの活躍を考えれば伊藤さんはエースといって差し支えないのではと思います。
 また、加治屋さんについては、ボークについては猛省してほしいとは思うものの、それでもこれまで加治屋さんが貢献してくれた度合いを考えるとプラマイゼロどころかプラスが上回るというように考えています。

 阪神は、ヤクルトさんを3タテしただけでなく、今日の勝利で今季2度目の5連勝となりました。
 その内容は、決して余裕の勝利というのではなく、強い相手チームに対して接戦の末、諦めずに土壇場から逆転しての勝利を重ねているということで、こういう選手たちが見たかったという野球をしてくれていると思います。
 今の順位に大きな意味はないとしても、最終盤を考えれば乗っているときに勝ち星を積み重ねられるだけ積み重ねるのがよいと思っています。
 この調子で駆け抜けて、交流戦でも可能な限り勝ち星を重ねてもらいたいものです。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:38
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