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2024.10.22 Tuesday
 こんばんは。


 プロ野球では戦力外通告がなされる時期が到来しておりますが、今日は日ハムさんの戦力外通告が発表されました。
 戦力外通告を受けた選手の中に、阪神からトレードで日ハムさんに加入した江越さんが入っていたので、取り上げてみました。

 江越さんは、2022年、新庄監督からの強い希望で阪神からトレードに出されました。
 昨季は100試合に出場したものの、今季は19試合に出場し、無安打でした。

 江越さんといえば、守備、走塁、パワーはいずれもかなりの高レベルの選手ですが、残念ながら絶望的にバットにボールを当てられていませんでした。
 阪神時代、早い段階からかなり期待されて1軍でスタメン起用されていて、それなりに活躍していた時期もあったものの、結局とにかく打率が出ないということで、なかなか1軍定着が難しい選手でした。
 それでも、打率以外の能力においては他の追随を許さないレベルの選手だっただけに、環境を変えれば活躍してくれるのではとも思っていました。
 そこで、新庄監督が希望して日ハムさんに渡ったときには、これで江越さんが活躍してくれるのではと期待もしていました。
 江越さんは、昨季は期待したレベルには到達はしなかったとは思いますが、それでも個人的には思った以上に活躍したという印象であり、環境を変えた成果が出ているかと思っていました。
 しかし、今季はなかなか1軍に呼ばれず、1軍で出ても無安打ということで、正直言って残留は厳しいかと思っていたところで、戦力外通告となってしまいました。

 江越さんの身体能力の高さは健在なので、守備と走塁はプロで十分に通用するレベルだと思います。
 とにかく問題は打率であり、その改善に関するロマンを信じて獲得を考えてくれる球団はあるのでしょうか。
 年齢を見たらもう31歳ということで、正直言って今から打撃開眼が見込めるのかと獲得を躊躇する要素になるのかもしれません。
 私としては、江越さんが一旦活躍し始めたら手が付けられない選手になると思っており、可能であればどこかの球団が獲得してはくれまいかとは思っています。


 FA権を手に入れた大山さんについて、読売が獲得調査をしているという記事を見ました。

 今季の読売を振り返れば、確かに打撃面では心許ないと思える展開が多く、特にCSはそれをまざまざと実感することとなりました。
 そのため、読売の補強ポイントは打撃面であり、岡本さんについてはメジャー挑戦の可能性もあると言われていますから、そうであればより打撃面の強い選手の獲得は急務ということになります。
 その点、大山さんは、よく岡本さんと比較される打者であり、大山さんであればちょうど岡本さんのところに当てはまるというようには思えます。

 大山さんとしては、どう考えているでしょうか。
 もともと関東の方ですから、関東の球団を希望しているのかもしれないとも思われます。
 また、阪神は、ファンが強いために、選手としては合う合わないの問題が結構大きいようにも思います。
 さらに、これまで大山さんは、守備位置について、サード、外野、ファーストと球団の都合に応じてコロコロと替えられていた経緯があります。このところファーストに固定されていて、そういったぞんざいな扱いはされていないものの、こういった便利屋的な扱いをされていたことについて阪神に対して思うところがあるのかもしれません。
 そういう点を総合的に考えると、大山さんとしては阪神に残留するメリットもあるとは思いますが、FA権を行使する動機が存在する可能性も十分にあるようにも思われ、まだ動向が読めません。

 阪神にしてみれば、大山さんは打線の軸の一つであり、抜けてしまうことは極めて痛いこととなります。
 私としては、何とか残留をしてほしいとは思いますが、こればかりは大山さんの権利の問題ですから、見守るほかないと思います。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | スポーツ関連 | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:35
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