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 こんばんは。


 阪神は、加治屋さん、片山さん、高浜さん、岩田さん、遠藤さんに対して戦力外通告をしたという記事を見たので、取り上げてみました。

 個人的には、今回の戦力外通告のうち、岩田さんと遠藤さんについては結構疑問に思っています。

 まず、このうち最も活躍していたのは加治屋さんでしょう。
 加治屋さんは2022年によく登板して阪神を救ってくれたことが非常によく思い出として残っています。
 このところは登板の機会があまりなかったものの、2軍ではそれなりに活躍していたと聞いていたので、ここで戦力外というのは思い切った判断だと思いました。
 もしかしたら32歳という年齢を考慮したのかも知れませんが、加治屋さんを戦力としてカウントしないというのはかなり贅沢な判断ではないかと思われます。
 現時点での加治屋さんならばあと数年はやれそうな気がしますから、おそらく他球団が採用すると思いますが、その際に阪神に対して逆襲をしてもらいたいと思っている部分もあります。

 遠藤さんについては、2軍で最高出塁率3割9分2厘、30盗塁を決めていたということですから、それなりに活躍していた印象でした。
 盗塁については、30盗塁したものの15盗塁失敗しているということでもありますから、その点の不安定さはあったのかもしれませんが、まだ23歳ということで伸びしろは十分でした。
 個人的には、2軍でそれなりに活躍していましたし、年齢もまだ若いにもかかわらず、これで契約しないというとなると、阪神の野手はそんなによかったのだろうかと思う部分もあります。
 私の中で岡田監督の判断においていくつか疑問を感じるうちの一つが、遠藤さんのように2軍でそれなりの成績を上げている選手を1軍で取り上げないことでした。
 1軍と2軍の新陳代謝を相応に図ってこそチームに活気が出ると思うのですが、これだけ活躍しているのに1軍に上がれず、そのまま戦力外となってしまうとなれば、果たして2軍の雰囲気はどうなるのだろうかと思います。
 いくら頑張っても1軍で活躍の場が訪れず、年齢的にもまだ伸びしろがあるのに契約してくれないとなれば、どうしたらいいのかと思ってしまうのではないでしょうか。
 チーム事情があるにしても、遠藤さんのように頑張っていた選手が戦力外となってしまうのは、個人的には疑問を感じる部分があります。
 おそらく他球団のどこかが採用すると思うのですが、その球団で活躍して板山さんのように阪神を見返してもらいたいと思います。

 この点は岩田さんも同じように思います。
 岩田さんもそれなりに2軍で活躍していましたし、1軍の中継ぎ投手陣が期待された活躍ができていない時期もありましたから、そういった時に岩田さんが1軍に上がってくることだってあり得たと思います。
 しかし、遠藤さんと同様、岩田さんも活躍の場面がなく阪神を去ることとなってしまい、やはり私は納得いかない部分があります。
 岩田さんが去るに当たって、「もっと見てほしかった」「チャンスがほしかった」と述べていますが、あの活躍を見ればそのように考えるのも当然だと思いますし、気の毒に思いました。

 阪神がこれだけ有望な選手を放出したとなると、ドラフトでそれなりの数を獲得しようと考えているのかも知れません。
 それもチーム作りの一つの戦略として正しいと思うのですが、個人的には上記の通り2軍で活躍した選手をきちんと1軍で取り上げてチームを活性化させて現有戦力をより底上げしようと考えることが重要であると思うので、もう少し活躍した選手を大事にしてほしいと思いました。
 いずれにせよ、今回去る方々の将来の幸福を祈念します。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:42
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