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2025.11.10 Monday
 こんばんは。


 今日の記事を見ていたら、NPBが長嶋茂雄賞を創設することとなったというものを見たので、取り上げてみました。

 長嶋茂雄賞は、12球団の選手のうち、2026年シーズン以降、その年の公式戦およびポストシーズンにおいて、走攻守で顕著な活躍をし、かつグラウンド上のプレーにおいてファンを魅了する等プロ野球の文化的公共財としての価値向上に貢献した野手を選出して表彰するものということです。
 選考基準や選考委員会の人選等の詳細は決定次第知らせるということでした。

 まず、長嶋茂雄さんがいてこそ今日の野球人気があるのは疑いようのない事実ですから、賞の名を冠するにはふわさしい人物であることに多くの議論は不要だと思います。

 その上で、この基準を見ている限り、非常に抽象的であり、MVPと何の違いがあるのかわからないというように思いました。
 投手でいう沢村賞と同じようなものなのかも知れないのですが、こちらの賞は走攻守での顕著な活躍だけでなくファンを魅了するプレーも求められるということで、おそらく単なる数字の基準では足りず、ある意味の印象点的な評価も要するということなのだろうと思います。
 こうなると、例えば打率や打点、得点圏打率という数値が傑出しているだけでは足りないのだろうと思われ、サヨナラ打の回数とかそういったことも求められたりするような気もしました。

 今季を振り返ったときに果たしてこれに相当する人がいるのかと考えると、強いていえば佐藤さんなのかも知れないと思いました。
 とはいえ、仮に長嶋さんと佐藤さんを比べるとなるとその域と言っていいのかはよくわからない部分もあります。
 数値といった客観的な要素のほかに印象点等の主観的な要素も含めて考えるとなると選考委員が誰なのがによって相当程度結論がぶれるようにも思われ、こうなるといまいち権威ある賞になるのかどうかもよくわからなくなってきました。

 これから基準等が明らかになるということですから、まずはそれを見てから再度考えることにしたいとは思うのですが、今の段階では長嶋さんを想って作った賞という以上によくわからず、存在意義はどんなものになるのだろうかと思いました。


 FAが問題になっていますが、阪神の梅野さんは残留ということになったということでした。
 梅野さんは、坂本さんの存在ゆえに出場機会は大きく減っているところではありますが、それでも現在2番手捕手としては大変貴重な存在であり、残留してくれて安堵しています。
 梅野さんはBランク以上と聞いているので、年齢も考えて他球団が手を出しづらいと思ったのかもしれませんが、それでも結果としてはとてもありがたいと思っています。

 一方、近本さんについてはまだ態度を明らかにしておらず、不安を感じています。
 近本さんは生まれから今まであの界隈で生きてこられた方なだけに出ていく可能性は低いとは思っているものの、それでも他球団、特に読売の示す条件次第では検討の余地ありと考えるかも知れないと油断できません。
 今季の日本シリーズなどを振り返ると、近本さんが打線にいなければ目も当てられないものになっていたと思うと、来季の戦力を考えても流出は何とか阻止したいところです。
 残ってくれるならば宣言残留も大いにアリだと思うので、何とか残留をさせてもらいたいものです。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | スポーツ関連 | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:38
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