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 こんばんは。

 このところプロ野球が始まってから毎日気にすることが増えておりまして,毎日に張りが出てきたような気がしております。
 贔屓のチームはもちろんのことですが,いいプレーや面白い展開などがあるとそれだけで何となく時間を忘れるくらい楽しめてしまいます。

 今日は,そんなプレーのうち,広島・横浜戦の一幕について取り上げてみたいと思います。
 結果として横浜さんが勝ったのですが,延長戦までもつれ込む接戦でした。
 そんな接戦だけに1点の重みは非常に大きかったと思いますが,広島さんの獲得した1点のうち微妙なものがありました。
 それはクロスプレーで,2塁手から捕手への返球があり,それをホームに入ってきた走者にタッチができたかどうかというものでした。
 返球のタイミング自体は明らかにアウトではありましたが,捕手は走者にタッチしないとアウトにはならないため,その点審判には非常に瞬間的なものの見方が要求される状況です。
 そして,結果として広島さんの走者はセーフ扱いとなったのですが,非常に微妙な判断を要求される状況であり,かつ返球のタイミングはアウトだったこと,捕手はホームに入る前にタッチに入っていたことから,中畑監督が抗議にやってきました。
 中畑監督が抗議にやってきた際には,捕手と審判が近い距離で話をしていたのですが,中畑監督は走っていって近寄り,捕手と審判の間に割ってはいるように勢いよく飛び込んでいきました。
 その結果,中畑監督の体が審判に接触し,中畑監督には直ちに退場のコールがなされました。
 中畑監督は退場の判断にも納得いかない表情を浮かべていましたが,結局退場していきました。

 私としては,この審判の判断がおかしかったと言えるか,これも微妙だと思います。
 話をしているところに体から割って入っただけというように見えるので,これで退場は重すぎるとも見えます。
 ですが,一方では,審判にとって,微妙な判定をなした後に体に衝撃を感じたのですから,体当たりをされたという意識を持っても不思議ではないようにも思います。
 動画を見る限り,中畑監督に故意はなかったと思いますが,それでも接触があったということを重視して退場の判断になったことはあり得なくはないものという気もしました。

 しかし,中畑監督の登場から退場までのスピード感がシュールで,一つのコントを見ているようでした。
 微妙な判断が2つも重なって不幸な状況であるにもかかわらず,何となく笑えてしまうというのは,もしかしたら中畑監督のキャラクター故なのかもしれません。

 ただ,このような不幸が重なったにもかかわらず,しっかりと勝利を収めた横浜さんは,去年までとはまったく違うチームであると考えた方が良さそうに思いました。
 これまでずっと圧倒的な月間負け越しを続けてきたチームでしたが,ここにきて現在3位で借金1ですから,今月はもしかしたらとうとう月間負け越しがストップするのではないかというようにも期待しています。
 ですが,問題は,6球団中読売が勝ち星を一手に集めている状況です。
 このままでは読売の一人勝ち状態になってシーズンが終わるという,何とも面白くない展開になってしまいかねませんし,負け越しチームが山のように積まれるばかりとなってしまいます。

 そんな読売を止めるはずの阪神は,序盤は勝っていたものの,一発で逆転されてからそのまま打てずに負けてしまいました。
 かねてから東京ドームの空調の話はよく言われており,阿部さんのホームランはもしやとやっかみで言いたくなるところもありますが,それでも阪神側は空調の力を使ってもホームランにならなかったでしょうし,打つ方が力負けしたというように捉えるのが正しいように思います。
 結局5番打者以降がなかなか機能しないという,シーズン始まって以来の課題が今日も浮き彫りになった日であり,打てなければ勝ちようもありません。
 能見さんは,時々出る一発病が出てしまったかというところはありますが,前回あれだけの投球を見せてくれたのですから特に責めることはないと思います。
 今の読売を止められるのは阪神をおいてほかにないと思いますので,明日以降頑張ってほしいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | スポーツ関連 | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:50

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