こんばんは。
今日のニュースを見ていたら,高校2年生の男子生徒が学校のサーバーにアクセスして個人情報を抜き取って外部に流出させたというものがあったので取り上げてみました。
男子生徒は,男性教諭のIDとパスワードを使って学校のサーバーにアクセスしたということです。
そして,男子生徒は,入試や提起・模擬試験の成績などの個人情報をUSBメモリーにダウンロードしたということでした。
さらに,男子生徒は,この情報のうち新年度のクラス編成一覧や転入出教員一覧をLINEを使って同級生ら345人に流出させたということでした。
男子生徒は,学校の調査に対して,みんなが知りたい情報を教えてあげたと話しているそうです。
男子生徒がIDとパスワードを知るに至ったのは,卒業式のリハーサルに当たって,教諭のパソコンを操作させるために,ID等を書いた紙を生徒らに渡したことが原因でした。
そして,うち1人の生徒が構内の生徒用パソコンから公務用サーバーにアクセスして情報を取得したということでした。
この情報流出のため,学校側はテスト問題を作り替えたそうです。
この件は,別の生徒の指摘で発覚したということで,県の教育委員会は学校に管理上の問題があり,生徒本人も反省していると述べているそうです。
この事件を起こした男子生徒においては,情報流出というものの重大性を認識し,大いに反省してもらいたいところですが,おそらくこの件が発覚してから最終的に処分が下るまでは毎日後悔の日々を送っていることでしょうし,もはやその反省云々について他人が言うほどのことでもないのかもしれません。
ただ,このようなことをした以上,少なくとも指定校推薦をもらうことは難しくなるのではないかと想像されますし,結局そのワイドショー的な好奇心と情報を他人に教えていい気分を味わいたいという気持ちが引き起こしたものは彼にとってはいいことはもたらさないということなのでしょう。
一方,この件については教諭の情報管理の甘さについて言及しないわけにはいきません。
IDとパスワードを紙に書いて渡してしまえば,何のためにIDの他にパスワードが設定されているか分からず,今回の件が3人中1人しか引き起こさなかったというのはむしろ奇跡的だったのではとすら思います。
今回の情報流出によって,ある生徒は他人に決して知られたくない試験の成績まで知られてしまうことになったわけで,状況によっては法的性急の対象にもなりかねない事態だと思います。
しかも,その情報流出の方法が紙に書いたID等ということですから,やはり情報というものに対する意識が希薄なのでしょう。
このところ,世間ではLINEによる子どもの情報流出が大きく取りざたされ,子どもに情報リテラシーの教育が必要であるというように言われているのをよく見ます。
しかし,私もそうですが,他人に決して知られたくない情報を取り扱う人間にとって,その情報管理の方法というのはもっと考えなければならないということでしょうし,その点において大人も子どもも変わらないのだと思います。
もちろん,子どもの頃から教育をしておく必要があるというのが世論なのでしょうが,私を含め大人ももっと情報管理を意識せねばならないと思いました。
阪神は今日も勝利し,6連勝となってしまいました。
特に,今日の勝利は,阪神より唯一上位にいる広島さん相手ということで,遂にゲーム差なしにまで迫りました。
阪神は打率は高いものの防御率が悪く,逆に広島さんは打率は低いが防御率が高いということで,今日の勝負はその広島さんの鉄壁の投手陣から点を取れるかが問題だと思っていました。
先制点は広島さんがとったので,その点高い守備力によって逃げ切られてしまうのではと心配しましたが,今の阪神の打力はそんなものではなかったということでしょう。
特に,今調子が非常にいい新井良太さんは本当に頼りになります。
また,今年は打ち込まれがちの阪神投手陣ですが,このところ安定してきたように見え,今日の藤浪さんもよかったと思います。
藤浪さんはホームランまで打つくらい状態もよかったのでしょうが,おそらく「これが本当の二刀流や」というように思った人は少なからずいたでしょうし,明日のスポーツ新聞ではその点について言及されることでしょう。
とにかく調子のいい阪神ですが,一方読売は敗戦したということで,その差が若干開きました。
まだ誤差の範囲ではありますが,阪神は例年シーズン後半に弱いので,シーズン前半で以下に貯金を作れるかが勝負と思いますし,調子のいい時にどんどん勝ってもらいたいと思います。
この広島3連戦,全勝とはいわないまでも2勝1敗で行ってくれればいいなと思います。
また思いついたら書きます。ではでは。
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