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 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,山陽新幹線で現金2300万円が盗まれるという事件があったので,取り上げてみました。

 事件は,8日午前10時50分から午前11時20分頃までの間,京都・新神戸間を走行中の新幹線のグリーン車内で,現金2300万円の入った紙袋が盗まれたということでした。
 現金を所持していた男性は,京都駅から窓際の席に乗車し,左隣の座席に紙袋をおいたということでした。
 そして,車窓を眺めたり,仮眠したりしていたということですが,当時は男性の周辺に他に乗客はいなかったそうです。
 男性は,会社をともに設立した知人に対して,出資金に対する分配金を手渡すため,福岡に向かっていたということでした。
 警察は窃盗容疑で捜査しているということです。

 私も仕事上多額のお金を取り扱う時がありますが,そのような際は極力気を遣いますし,できれば現金に触らぬよう口座振り込みなどを使います。
 今回の事件では多額の現金を持ち歩いていたということですが,口座を利用するなどはできなかったのだろうかと悔やまれてなりません。
 まして,紙袋に入れていたとなると不用心というように思いますし,記事によればその紙袋をおいていたのは通路側の席えtということで,その意味でも危ういものだったと思います。

 今時駅には防犯カメラがあるところが多いですし,その意味では紙袋に焦点を当てればもしかしたら早く見つかるのかも知れません。
 しかし,そこも紙袋ですから,別のカバンに移された後に紙袋は捨てられたりたたんでそのカバンに入れられたりしてしまうと発覚は難しいのかもしれません。
 また,カバンに移すとしてもそれなりの分量になるとは思いますが,新幹線で移動する人の多くは大荷物を持っていますし,荷物の分量だけで探すのは難しいでしょう。

 このような被害について保険に加入していればよいのですが,もしもそうでなければ現金がそのまま返ってくるのは一般的には難しいような気がします。
 例えば,物が盗まれた場合,それを換金するとなれば一枚誰かを噛ませなければなりませんし,物自体が目的であれば物はそのまま保管されているでしょう。
 しかし,現金が盗まれたとなると,それは容易に消費されやすく,かつ一度に使う必要がない以上小出しにそれを使うことも考えられ,かつ分割もしやすいと思います。
 そうなると,多額である以上全てがなくなってしまうかどうかは別として,全額が手つかずで返ってくるかと考えるとなかなか難しいのだろうなと思います。

 このようなニュースを見ると,大変不謹慎ながら子どもの頃にやった桃鉄を思い出します。
 スリの銀次がこんなことをしでかした日にはどうしてくれようかと思ったものですが,今回の件を考えればそんな遊びなど洒落にもならないくらいの重大な事件だと思います。
 できれば早々に解決してもらいたいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:09

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