こんばんは。
今日のニュースを見ていたら,マッチや缶切りの使えない小学生が増えているというものがあったので取り上げてみました。
この調査は首都圏に住む小学生の親を対象にしたアンケートの結果だそうですが,マッチを使える小学生は18.1%で,20年前の58.9%を大きく下回るそうです。
反対に,子どもにやらせたことがないと回答した親は68.8%で,20年前の約2.7倍ということでした。
また,包丁でリンゴの皮をむくことができるかについては,10.1%と,20年前は36.3%から下がったということです。
さらに,缶切りで缶詰を開けることができるかについては20.7%と,これも20年前の50.7%から大きく下がりました。
その他,タオルを絞ることができない,やらせたことがないというものは合計19.7%で,20年前の2.6%を大きく下回ったそうです。
このアンケート結果を見ていて,学校教育や家庭教育の不足などについて思う方もいるように思います。
ただ,私は,この結果を見ていて,時代が変わって不要になったものがなされなくなっただけなのかなと思いました。
例えば,マッチで火を付けるという作業ですが,昔は夏に花火をやる時に大概覚える作業だと思うものの,今はチャッカマンなどを使って簡単にかつ安全に火が付けられます。
また,缶詰についても,最近はプルタブ式になっているため,缶切りを使わなければならない缶詰自体が相当減少していると思います。
ですから,そもそも大人も使う機会がないのに,子どもの使用数が減少したとしても当然だと思いますし,それを嘆くのかといえば時代がそうなのだからそういうことなのだろうというようにも思います。
包丁での皮むきについては,昔に比べて過保護になったという考えはあるかも知れません。
これを学校で教わるべきというのは少々違う気もしますし,あれだけ教室に数の多い中で危険な包丁という道具を一斉に使わせてリンゴの皮をむかせて怪我をしたら誰が責任をとるのかという問題もあるでしょうから,やはりこれは家庭教育の問題なのでしょう。
また,タオル絞りについては,日常生活の必須スキルだと思います。
学校生活でも,水泳の時や,掃除の時間のぞうきん絞りなど,必ずしもタオルではないものの布を絞るという状況はあると思われ,これができないというのは少々違和感があります。
リンゴの皮むきについては誰もやらせていないからというように思うのですが,タオル絞りについてはアンケートに回答した親の認知の問題なようにも思います。
ただ,アンケートの取り方の実情も分からないところでそのような意見は的外れかも知れません。
個人的には,今の生活で使わないものが廃れるのは時代の流れだろうと思うのですが,使う技はどこかで誰かが教えないといけないだろうと思いますし,その辺りを明らかにするためのアンケートであれば有用なものであろうと思いました。
セリーグが,先日の甲子園で行われた阪神広島戦での誤審を認めて謝罪したということでした。
審判の誤審を,当該試合が終わってからあまり間もないところで認めて謝罪するというのは極めて稀なケースだと思います。
これを認めてしまえば,審判の権威も失われてしまうところでしょう。
しかし,それでも誤りを認めないとその分権威が失われてしまうというようにも思われるので,これだけインターネットが発達した現代において誤審をまかり通すことをしないという判断をしたのは賢明だろうと思います。
我が阪神は,誤審によって敗戦を免れた側ですが,これまで誤審で勝った試合もあれば負けた試合もあったわけで,阪神以外の球団も消極面ばかりではなく積極面も影響を受けていたと思います。
ただ,この誤審の問題は,優勝争いを3チームでしている中でのもので,この誤審によって阪神の順位が一度保たれてしまったことでしょう。
結果的には,阪神の弱さによって首位から陥落しましたが,それでも極めて僅少なゲーム差を考えればやはりこの影響は小さくありません。
個人的にはール上結果の恩恵はありがたく頂戴はするものの,下駄を履かせてもらったにもかかわらずこの体たらくという反省材料として阪神全体においてこのことを重く受け止めてもらいたいと思います。
現在の阪神は,大変残念ながら例年の9月のように弱く,このままではクライマックスシリーズ進出も危ない状態です。
その原因は何とも言いがたいですが,仕事をすべき人が働いてくれないのはいうまでもありません。
特に,最近の打線は非常にふがいないですし,これでは投手陣の気持ちが切れてしまいそうです。
何度も言うように,ここは外国人助っ人2人のどちらかを2軍に下げてペレスさんを試すというくらいの考えをする必要があるのではと考えています。
あと半月程度なのですから,もはや形にこだわらず打てる人をどんどん起用するというくらいにやってもらわないとシーズンオフに後悔しそうな気がしてきました。
また思いついたら書きます。ではでは。
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