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 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,別居中の夫の家の放火したとして女が逮捕されたというものがあったので,取り上げてみました。

 女は,別居中の夫の自宅の2階窓から侵入し,部屋にあったチラシにライターで火を付けたそうです。
 住宅は半焼したものの,夫は数日前から近くの病院に入院して不在であったため,けが人はいなかったそうです。
 女は,調べに対し,夫が生活費をくれない状態が続き,入院してしまったので,何もかもなくなってしまえばいいと思ったと供述しているそうです。
 女は,現場から50メートルほど離れたアパートで暮らしていて,夫から定期的に生活費を手渡されていたそうです。

 女の動機はやけになったことでしょうから,ある意味合理的な判断を求めてもあまり意味のないことなのかもしれません。
 しかし,自宅を半焼させてしまったことによって,夫の財産を消失させてしまったため,夫から金を受け取ることはより困難になってしまった,ひいては自分の首を絞めることとなったといえると思います。
 その意味では,犯行自体愚かであることはいうまでもないですが,自身の収入についても愚かな行為をしてしまったと思いました。

 生活費を受領できないのであれば,別居の理由によっては,夫に対して婚姻費用を請求できたと思います。
 婚姻費用は,別居に正当な理由がない場合は支払を受けられませんが,そうでないならば法的な請求を行えば十分支払を受けられた可能性はあるので,その意味でも愚かであったろうと思いました。

 女は,自身が入院したことで何もかもなくなればよいと思ったと供述しているそうですが,入院した割には2階から侵入したということで,どうも思ったよりも体はよく動くようです。
 心は病んでいたのかもしれませんが,それでもこれだけ体が動くならば色々とやりようはあったのにと思わずにはいられませんでした。


 阪神は,昨日も打てずに負けてしまい,最近本当に負け方が酷いです。
 打てない,守れないという光景をよく見ますが,こればかりは誰が原因だとかいうのではなく,チーム全体がよくないと思っています。

 打つ方について,特に江越さんに関して取り上げてみたいと思います。

 江越さんは,長打力が高く,当たればよく飛ぶというように思っております。
 その意味では,小さくまとまらず,阪神の主砲に値するホームランバッターに成長してもらいたいと願ってやみません。

 ですが,一昨日の試合では,同じコースに同じ球を3球連続で投げ込まれ,まったく手を出さずに見逃し三振で終わってしまいました。
 この打席が,今の江越さんの能力を象徴していると思います。

 江越さんの問題は,色々なところで指摘されておりますが,おおよそ以下の通りだと思います。
 まず,始動が遅いため,対応が遅くなり,結果振り遅れてしまいます。
 次に,振っている途中でバットを止める技術がないため,ボールになる球を振ってしまって空振りをすることが多いです。
 第三に,打ちづらいコースの球をカットする技術がないため,結果コースギリギリの球を見逃して三振になることが多く,打席で粘れません。
 これらの技術は,プロ野球で一軍で活躍する選手は全般的に皆がやっていることですし,これらができないと一軍で安定的に活躍は見込めず,投手からはこれらの点に絞って徹底的にやっつけられてしまうと思います。
 そして,その結果が現在のものであろうと思うのです。

 一方,得意なコースに球がやってくれば,それを仕留めてホームランにできるだけの力があるので,それだけに弱点が明らかであるのは非常に惜しいと思います。
 これらの問題点を投手側が徹底的に攻めてくれば,特に制球力と決め球になる変化球を持っている投手が相手では,江越さんはなかなか困難な立場に追い込まれてしまうこととなるでしょう。

 これらの技術は一朝一夕で身につくものではないのは分かっていますが,今後もプロとして一軍で活躍するためにはどうしても必要なことであり,キャンプの課題はおおよそこれらの点を重点的に訓練することと思います。
 そして,これらの点が身につかなければ,最終的に守備の人として終わってしまう可能性がありますから,なんとしても身につけてもらいたいものです。


 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:20

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