こんばんは。
今日のニュースを見ていたら,鹿児島県警が女性暴行で最近起訴された男を警察官として採用していたというものがあったので,取り上げてみました。
男は,5年前,女性の自宅に侵入して暴行を働いたとして,今月起訴されました。
男は,犯行後に鹿児島県警に警察官として採用されたものの,数年勤務した後に一身上の都合を理由として退職したそうです。
県警は,採用時には警察官として適正か判断するための調査はしたと述べているそうです。
この事件,時系列でいえば,
1 男の犯行
2 警察官に採用(当然犯行を隠している)
3 警察官を退職
4 過去の犯行が発覚して逮捕
ということとなります。
そうすると,警察の採用自体は,地方公務員法に違反するものではありません。
具体的には,地方公務員法では,「禁錮以上の刑に処せられ、その執行を終わるまでまたはその執行を受けることがなくなるまでの者 」については採用欠格事由に当たるとして,そもそも試験を受けることができないとされています。
ですが,この条文にいう刑というのは刑事裁判を前提にします。
本件では,過去の犯罪について採用当時は発覚しておらず最近起訴されたということなので,警察官採用当時は刑事裁判を受けていない以上,法律上の欠格事由はなかったといえます。
ですから,採用の違法性ということはないと思います。
ですが,一般的に警察官の採用においては身上調査がなされるといいますが,この身上調査が適切になされたのかというのが記事における県警からのコメントの理由だと思います。
この点,この審査をザルといえるかもしれないのですが,一方で当時警察が犯人を逮捕できていなかったのですから,この男の犯行自体を認識していなかった以上,それを採用時に斟酌せよというのも無理な話だったと思います。
確かにもう少し早く見抜いていればとか,重大犯罪なのに起訴までが遅いとかいう考えはあるかもしれませんが,今回の起訴に至った経緯が分からないので,警察の能力について言及することはできません。
ただ,このようなことがあると,採用した警察がある程度の非難を受けるのは感情的には理解できなくはないかとは思いました。
一方,この事件では,5年前の事件で最近起訴されたということですが,むしろよく5年も経って事件が動いたものだと逆に感心しました。
その端緒などは記事からは不明ですが,いずれにせよその点については捜査機関の尽力によるものだろうとむしろ思いました。
阪神の外国人のうち,ゴメスさん,サターホワイトさん,ペレスさん,ヘイグさんとは来季の契約を結ばないこととなったという記事を見ました。
ゴメスさんと契約しないのは,おそらく糸井さんを獲得し,その影響で福留さんがファーストにコンバートすることから,ゴメスさんの出場機会が減ることが理由なのだろうと思います。
ですが,現時点で糸井さん獲得は不透明です。
また,ゴメスさんの今季の打力は期待を下回るものだったというのは致し方ないものの,逆にゴメスさん以上の打力を持った選手を見つけてくるのがどれだけ大変なのかということを考えると,果たしてゴメスさんとここで契約を切ってしまってよかったのかというのはいささか疑問に思います。
契約の時期の問題があって現時点で放出か否かを決定する必要があったというのは分かりますが,それでもゴメスさんは残りたいと希望していましたから,せめて優良外人が見つかるかどうか判明するまで契約を繋いでおけばいいのにと思いました。
とりあえず確保しようという考えの下でゴメスさんの希望する年俸が高額だからやむなく放出は理解できますが,今のままでは何ともどうなのかなという思いがあります。
また,地味に契約を切られているサターホワイトさんについてもどうだろうかと思いました。
サターホワイトさんは,ずば抜けて逸材だというほどではないものの,そこまで悪い中継ぎではなかったですし,困った時には穴を埋めてくれた存在でもありました。
来季のドリスさんとの契約も未知数であるのですから,そうであれば去年の大きな課題であった中継ぎ崩壊の食い止めに一役買ったサターホワイトさんを残してもよかったのではないかというように思います。
ヘイグさんは期待に沿えなかったから仕方ないだろうと思いますが,ペレスさんは去年独立リーグから獲得してきたのにほとんど使われることなく放出されるわけで,なんだか阪神に振り回されて大変気の毒に思います。
話によれば,ペレスさんは大変性格がよいらしいですから,そんな彼がこんな扱いをされてしまって嫌な思いをしたのではと思うと,なんだか寂しい気持ちになりました。
ただ,プロの世界では,そのような感傷的な意見はあまり意味がないのかもしれないのですが。
また思いついたら書きます。ではでは。
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