こんばんは。
今日のニュースを見ていたら,paypayがクレジットカード決済について上限額を設けるというものがあったので,取り上げてみました。
これは,先日のクレジットカードの不正利用を踏まえた対策で,クレジットカードでの決済金額の上限を過去24時間以内について2万円とするということです。
また,yahoo!japanカードからのチャージ金額の上限も過去24時間以内について2万円とするそうです。
クレジットカードでの決済金額の上限は過去30日間で5万円とするということです。
ただし,paypay残高やyahoo!マネーでの支払についてはこれらの制限は適用されないそうです。
この対応は,先日のpaypayが流出したクレジットカードデータのクラッキングアプリとして利用されてしまった経緯を踏まえてのことであることは間違いないと思います。
これで最悪の事態が発生したとしても,その損害額はある程度の額まで押さえ込めるという見通しを立てられるのではないかと思われます。
ですが,同時にこの措置はpaypayをつぶしてしまうのではないかと思われます。
というのは,この措置によって,paypay利用によるクレジットカード決済では高額の買い物が出来なくなってしまうので,敢えてpaypayの利用をしようという意欲が湧かないように思われるからです。
paypayは,登場時にキャンペーンを打ち,今年の1月10日頃からそのキャンペーンの際の20%分のポイントが還元されて付与されることとなっております。
おそらくpaypayは,1度目のキャンペーン時に盛り上げ,一旦収まった盛り上がりを,2度目の還元ポイント付与時以降の買い物で再度盛り上げようという考えがあったのではないかと想像されます。
ですが,その時期を目前にして高額な買い物をするのに妨げが生じたわけで,これでは還元されたポイントを使い切ったらその時点でpaypayの利用を止めてしまうユーザーが多く出現するのではないかと予想されます。
しかも,この上限設定がいつまで続くのかも不透明であり,上限設定が解けた頃にはpaypayは忘れられた存在になってしまうのではないかとも危惧されます。
キャンペーンが耳目を引いたpaypayですが,セキュリティが甘いまま見切り発車で市場に投入したのが問題だったというほかないでしょう。
これが成功できれば,キャッシュレス決済が大きく普及する可能性もあると思いましたが,逆にpaypayが転んでしまえば,やはりキャッシュレス決済は危険だというイメージが付いて,普及の妨げになるのではないかと思われます。
その意味では,paypayがこの時点でこういった展開を迎えたことは,日本のキャッシュレス決済時代を遅らせる要因になり得ると思われ,残念に思います。
また,paypayと同時期にキャッシュレス決済手段がかなり多く登場しましたが,それらもキャッシュレス決済の悪いイメージの下で,成熟できないままお互いをつぶし合う可能性もあり,どこまで伸びていけるのかもわかりません。
ただ,キャッシュレス決済の市場は日本では開拓できたとは言い難く,きちんとしたものが登場すれば一気に市場を席巻できる可能性もある,魅力的な分野であろうとも思います。
日本人は警戒心が強いですから,それを解けるくらいのセキュリティと利便性,そしてお得感があるキャッシュレス決済が出現すれば形勢は大きく変わるようにも思いますので,そういったものの出現が待たれるところでしょうか。
今日の阪神のニュースを見ていたら,各選手の虎風荘入寮に関するものがありました。
この手のニュースを見ると,今年もぼちぼち始まったというように思いますが,まだ毎年恒例の新井さんの護摩行がないので,始まった感じがしません。
そういえば新井さんは引退してしまったと思い出すと若干寂しくも思いますが,誰か広島さんの選手で護摩行を引き継いでやってくれる人はいるのでしょうか。
季節の風物詩として是非とも誰か護摩行に行ってくれないかと,他人事のように思いました。
また思いついたら書きます。ではでは。
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