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 こんばんは。


 プロ野球のペナントレースも終盤戦に入り、優勝争いが激化しています。
 そんな中、圧倒的有利に進めていたヤクルトさんに阪神がどんどん近づいていって、遂にゲーム差がなくなるところまで来ました。

 そして、今日の試合ですが、まず早めに実施された阪神について、安心してみていられる勝利をしてくれました。

 今日の勝利は、先発伊藤さんの素晴らしい働きによることはいうまでもありませんが、全盛期の戦力から相当大きく劣る打線がよくここまでやれているという点について感動しました。

 伊藤さんは、安定した制球力で5回3分の2を4安打1失点と、新人とは思えないような投球を見せてくれました。
 球団新人の2桁勝利は8年ぶり9人目ということで、左腕では江夏さん以来の54年ぶり3人目だということです。
 これだけとんでもない成績を上げているにもかかわらず、おそらく今季の新人王は牧さんか栗林さんの可能性が高く、本当に今季の成績争いは高度ですし、近年まれに見る新人豊作の年だと思います。

 打線の方は、苦しんでいた佐藤さんに久方ぶりのホームランが出ました。
 新人で24本打ったのは村田さん以来7人目ということで、あわせてこれで今シーズン100安打目ということです。これで、100安打を打った新人が阪神には2人いるという年になりました。
 それからも中野さんや糸原さん、坂本さん、島田さんらもいい活躍をしてくれまして、今日は10安打7得点と得点効率も非常によい試合となりました。
 今の打線は、近本さんも大山さんにいませんし、若手中心の打線ですから、この勝負の終盤戦でこの戦力で臨まなければならないのは正直言って相当きついという印象です。
 にもかかわらず、このところの阪神は意地を見せてくれていて勝ち続けており、ここまでのことができるのかと感動しています。


 一方、その後に行われたヤクルト読売戦では、読売が6点取られまして、その後2点差まで追い上げたものの敗戦しました。
 この試合、流れをつかんだときのヤクルトさんの打線爆発のすごさを改めて思いました。
 読売に対して応援することはほとんどないものの、こうして応援したのに負けてしまったわけで、正直言って読売には本当にがっかりです。ここで勝てないならいつ勝てるのかと問いたいですし、CSで当たるかもしれないチームにこうして力負けした様を見ると、阪神と違って意地を見せるべき時に見せられなかったかと思いました。

 こうしてヤクルトさんが勝利したため、ゲーム差こそ0のままではあるものの、勝率の関係で優勝が大変厳しくなりました。
 阪神の残り試合は1、ヤクルトさんは3ですが、阪神は次の試合に絶対に勝たねば優勝はほぼあり得ません。
 一方のヤクルトさんは、3戦のうち2勝されたら優勝が確実なわけで、何とかこれから2敗してくれることを強く願う以外にありません。
 もしも今日ヤクルトさんが負けてくれていたら、かなり阪神の優勝に近づいたのですが、それだけに八つ当たり的なものではあるものの、読売に対してもっと頑張れよと思ってしまうわけです。

 ヤクルトさんの残り試合は横浜さんと広島さんですが、そうなると特に2試合残っている広島さんにほぼすべてがかかっているといっても過言ではないと思います。
 広島さんは好きなチームではありますが、これまで積極的に応援はしてきませんでした。ですが、今回は広島ファンになって積極的に応援したいと思っています。何とか来季につなげる素晴らしい試合を見せてください。本当にお願いします。

 それ以前に、阪神としては、最終の中日さんとの戦いに絶対に勝たねばなりません。
 ここに負けてしまうとほぼ終わりですが、逆にここで勝てればヤクルトさんに強いプレッシャーをかけられますから、阪神としては今日のような素晴らしい勝利を見せてほしいと心から願います。

 いずれにせよ、この時期にまだ優勝争いが見られ、緊張しながら楽しめるのは非常に贅沢だと思います。
 野球を最後まで楽しみたいと思います。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:50

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