こんばんは。
今日のニュースを見ていたら、ある県の高校入試で出題ミスがあったというものがあったので、取り上げてみました。
問題は社会で、問題文中の「あてはまる語句を」とするべきところを「あてまはる語句を」と記載したということです。
試験終了後、高校の教員からの指摘で判明したということで、この問題は受験生全員を正解とするそうです。
この記事を見ていて、そもそもこの間違いを一見して気づけないものではと思いました。
受験生が出題ミスに気づいたとしても試験官に対してもの申すかはわかりませんが、それでも誰も気づけないレベルのミスだったのではというように思いました。
逆に気づいた教員はよく問題文を読んでいたのだろうと思います。
その上で、この出題ミスの措置について受験生全員正解というのはどうなのかと思いました。
出題ミスがあって受験生全員を正解にする措置は、大概が問題文が不適切であったり、語句が日本語的におかしいものであったり、正答がないもしくは複数の正答が考えられる場合などだと思います。これらの場合、受験生に不均衡や不平等が生じてしまう可能性があるということで全員を正解扱いにするというのは理解できます。
しかし、今回の場合、「あてはまる」と「あてまはる」というものです。このミスがあったことで受験生の回答に不均衡や不平等が生じるとは思えません。
この問題の難易度はよくわかりませんが、もしも相当程度難問である場合には、相応に努力してきた受験生のみが正答できるレベルであるとすれば、このような取り扱いは受験生の努力を不意にしてしまうことになってしまうのではと思います。その意味では、今回のようなミスについては、受験生全員を正解にしてしまうことこそ不平等ではないかとすら思えるのです。
そして、このような問題があるとすると、今後問題文側の日本語が一義的に解釈できないと考えようのある場合には、受験生の大半が特定の解釈で理解して回答するものであったとしても、物言いが付けられることによって全員を正解にするという運用がなされる可能性があります。
受験は公平であるべきという考えが根底にあることは理解でき、それを実践しようとした運営側の姿勢は評価できるものの、今後問題が生じないようにするために少なくとも内部で基準は作っておくべきではと思いました。
それよりも出題に気をつけるのが前提ではあるのですが。
今日の阪神は、楽天さんとオープン戦で戦いましたが、桐敷さんが想像以上の活躍を見せてくれました。
いい投手であるという前評判は聞いていたものの、まさか4回1安打無失点とは思わず、阪神はまた素晴らしい左腕を獲得してしまったと思いました。
今日の活躍だけで今季の先発ローテーションというのは早いとは思うものの、現時点では高橋さんは開幕に間に合わなさそうで、ガンケルさんもキャンプ終盤に腰の張りを訴えていますから、もしかしたら開幕ローテーション入りが難しいとなれば、桐敷さんが出てくるかもしれません。
ローテーション6人目としては、これまで藤浪さん、ウィルカーソンさん、アルカンタラさんが候補に挙がっていましたが、今日で一気に桐敷さんが最右翼に名乗りを上げてきたと思います。
今後数試合を見ないとまだ評価はできないとしても、楽しみになってきました。
今日は、大山さんに復調の兆しが見えたり、木浪さんの守備のいいところが見られたり、糸井さんのホームランが出たりと収穫の多い試合でした。
一方で、マルテさんについてはやや心配で、マルテさんが3番に座るかどうかで4番5番に座るであろう大山さんや佐藤さんがどれだけ活躍できるか変わってくることから、今後に期待したいところです。
また、島田さん、木浪さん、大山さんはフル出場でしたが、開幕までまだ間があるとはいえ、オープン戦なのだからもう少し休み休み起用してもらえないものかと思います。
また思いついたら書きます。ではでは。
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