こんばんは。
今日は元阪神の横田さんが亡くなったという衝撃的な記事を見ましたので、取り上げてみることとします。
横田さんといえば、2013年にドラフト2位で阪神に入団してから、その恵まれた身体能力が注目されていた選手でした。
あの体格を見たときから、きっと大成する選手になるだろうと期待していましたので、金本元監督時代に抜擢されたときは遂に横田さんの時代が来たと期待していました。
また、横田さんは糸井さんと同系統の選手だと思っていましたから、糸井さんの阪神入団によって生きた見本が身近にいることでここから伸びる選手になるのだろうと思っていました。
しかし、2017年に脳腫瘍の一報があり、闘病生活に入りました。
最終的に2019年9月に引退することとなりましたが、引退試合となったソフトバンク戦では途中からセンターに入りセカンドランナーのホームインを阻止するバックホームを投げたことは語り継がれるものとなりました。
その後のことは時々耳に入っていましたが、今日の記事によれば脊髄に転移した脳腫瘍が昨年3月に再々発し、最終的に今朝亡くなられたということでした。
私は、横田さん入団当初から関心を持っていただけに、上記の通り糸井さんの入団によって伸びることを大いに期待していたものの、脳腫瘍に阻まれて引退することになったというのは大変残念に思っていました。
個人的な経験ですが、10代の頃に脳腫瘍で友人を失ったことがあり、これがいかに恐ろしいものかということは理解していたものですから、2017年に横田さんが脳腫瘍と聞いたときにはとんでもないことが起きてしまったと思ったものでした。
その一報があってから今日亡くなるまで6年の月日が経ちましたが、私は引退後も闘病の話は聞いていたものですから、元気に過ごしていてくれているものと信じていました。
それがこのような結果となり、言葉に言い表せない感情を抱いています。
私としては、こうして今日の一報を聞いただけで横田さんのことを直ちに想起して最もよくプレーしていたときのことを思い出せるくらい印象に残っていた選手でした。
横田さんは、脳腫瘍の診断を受けてから闘病生活を送る中で、幾たびも絶望と希望を繰り返してきたのだろうと思いますが、おそらくプレーでいろいろな人たちに自分のメッセージを伝えたいと思っていたでしょうし、さぞかし無念だったろうと思います。
横田さんにとっては、この6年間は大変な日々であったと思いますが、そこから解放されたことでまずはゆっくりしていただきたいと思いますし、心からご冥福をお祈りします。
これまでよいプレーを見せていただき、楽しませてもらえまして、本当にありがとうございました。
合掌
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