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 こんばんは。

 先日風邪が治りかけと書きましたが,この土日は完全療養に当て,家から殆どでない引きこもりの日々を送りました。
 おかげで8割方回復しまして,今日から仕事に全日復帰できました。
 風邪気味から今日までで5日間,割と短期間で片を付けられた最大の要因は療養に尽きると思うので,風邪のひき始めに対応することは大事だなと改めて思わされました。

 さて,今日のニュースを見ていたら,中国の鳥インフルエンザで,今日までで死者が14人になってしまったというものを見ました。
 鳥インフルエンザが徐々に拡大している気配を感じさせますが,未だ感染源が特定できておらず,また人から人への感染の有無も不明であることから,まだまだ警戒を怠ることはできないと思っております。

 そんな中,広東省では食用鳩の大規模飼育場で食用鳩26万羽と卵が処分されたという痛ましいニュースがありました。
 感染源や感染方法等が不明である以上,その可能性があれば殺処分になってしまうというのはやむを得ない措置なのだろうとは思いますが,これが人間であれば当然人道上の問題としてそのようなことはしないだろうに,鳩であればいいのだろうかと思うところもあります。
 ですが,私は災害圏外から見ている人間だからそのようなことを思うわけで,現地の人にしてみればその苦渋の決断もやむなしと思うくらい切迫しているのだろうと思います。
 また,私などが思うよりも,頑張って育てた人々が,自分の育てた動物を殺すというのは多分相当にしのびない感情を持たれるだろうし,その点は私などでは想像のできない辛さがあるのだろうと思います。

 そのニュースの中で,その飼育場の職員が,流通できなくなった鳩を調理して食べるという様子が写真に撮られていました。
 これは,上記のような忍びない気持ちから出た供養の心なのか,それとも本来は食べられるのにもったいないという気持ちからなのか,私には分かりかねますが,いずれにせよよろしくないことに間違いないと思います。
 というのは,鳩からの感染の可能性を断ち切るために殺処分という苦渋の決断を下したのに,自分で食べてしまって自分が感染することになれば,殺処分の意味がないからです。
 まして,もし鳥インフルエンザが人から人へ感染するとなれば,この食べるという行動によって感染した場合,そこからさらに他人に感染して病気が拡大して,せっかく殺処分した意味が全くなくなってしまうからです。
 ですから,どのような気持ちで出た行動かは分かりませんが,辛い行動に出た意味をよく考えて,そのようなことはしないで頂きたかったと思いました。


 昨日は,阪神の新人藤浪さんがプロ初勝利を挙げました。
 入団当初,きっと大事に育てるだろうから,初勝利は6月以降かなと漠然と考えていたのですが,まさに即戦力過ぎるくらいの出来で,開幕から僅か半月でこのような状態になるとはまったく思いもよりませんでした。
 ただ,今の出来は非常によいですが,この調子で1年間ローテーションを回していくのはやや心配があります。
 特に梅雨の時期や夏場に無理をさせて故障させてしまうことも懸念されるので,ある程度のところで休養期間を設けるなどして頂きたいと思います。

 一方,日ハムさんの大谷さんは,外野手としてのプレー中にねんざしてしまったと聞きました。
 大事がなくて良かったと思いますが,私は何となく投手と野手の両方をやることに無理がたたり始めているのではと思っているところもあります。
 投手としては,先日二軍戦で打たれてしまっていたとおり,球威はあるもののコントロールに難ありという気がしております。
 もしコントロールや変化球を身につけたりするのであれば,外野手として一軍に帯同していることはマイナスになっていってしまうのではという気がして,できればどちらかに専念した方がいいというように思います。

 ただ,投手と野手の両立というのはこれまで前例のないことで,そうするとその成長過程も当然前例のないものですから,現時点で成功失敗を述べるのはお門違いであると思っています。
 私は,密かにその成功を願っているところもあり,大谷さんには夢を見させてもらいたいと思うのですが,多分本人は良く同列に並べられて比較される藤浪さんがプロ初勝利を挙げたところを見て焦っているのではないだろうかと心配してしまいます。
 大谷さんがどのようになっていくのかは,周りのスタッフの考えが大きなウエートを占めるのではと思います。ですから,大谷さんの体調や感情等を考えて,良い方向へ導いていってもらいたいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:45
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