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 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,アメリカで,夫婦が別々に乗っていた車が正面衝突して2人とも死亡したというものがあったので取り上げてみました。

 この正面衝突事故に駆けつけた警察の調べによると,両方の車に運転手が1人ずつしか乗っておらず,2人とも死亡したということでした。
 そして,現場の身分証明書から,2人は若い夫婦であったことが分かったということでした。
 事故当初,警察は殺人または自殺と疑っていたそうですが,捜査の結果,この夫婦は数ヶ月前から別居しており,全くの音信不通だったということでした。
 このような事故は,1996年にパリでもあったということです。

 家族や親戚は縁で結ばれているという言葉もあるというものが記事には載っていますが,私も自分のおじさんが亡くなった時,なぜか実家に連絡を取りそれを知ったということがあり,そういうものはあるのかなと思います。
 ただ,今回のケースでは別居中ということで,その言葉のいう縁や絆というのは当てはまるのか分かりません。

 心中のようにも見えますが,別居中の夫婦でそんなことをするものなのかといささか疑問です。
 ただ,もしかしたら一方の配偶者が,別の配偶者の動向を確認しており,その配偶者に交際相手がいるなどの事情があって心中を図ろうとしたということはあるかもしれません。
 このような心中は日本ならではの発想なのかどうかは分かりませんが,いずれにせよ色々な観点からの捜査を要するのかというようにも思います。

 とはいえ,もしも本当に偶然であれば,それは運命なのかというようにも思います。
 あまりそういうものは信じたくはないものですが,事実は受け入れるべきということなのかということでしょうか。


 今日は交流戦最終戦でしたが,阪神は散々で終了しました。
 阪神は交流戦の初めから最後までずっと酷かったように思います。
 毎年阪神は交流戦で酷い結果になっていますが,なぜ毎年同じような展開になるのだろうか,何とか展開を打開しようとしないのだろうかと疑問に思えてなりません。
 最近はとんと打てなくなっていますが,毎年いい投手が出てくると打てなくなるのは,ある意味相手の投手を褒めるしかないのだと思います。
 しかし,今年に限っては投手陣が先発中継ぎ抑えと全てがボロボロで,この投手陣をどうにかしないともっと順位を落とすことになることでしょう。

 そんな中,建山さんを補強するという話が挙がっているのを見ました。
 正直言って,アメリカ帰りの選手に過度な期待をかけて痛い目を見るのももう慣れてきたという感じで,まして建山さんがいい投手といっても38歳ですから,またベテラン投手ばかり並べることになるのかという思いもあります。
 とはいえ,今のままで劇的に阪神投手陣がよくなることもないでしょう。
 また,建山さんが機能するかどうかはやってみないと分からず,そうであるならばお金に余裕があるならば賭に出てみてもいいのではという気持ちもあります。
 という,未知の新戦力に賭けねばならないチーム編成は,シーズンオフのチーム作りの失敗の結果であり,結局チームメイトやフロント陣の怠慢の成果だと思うので,阪神球団全員が猛省して頂かねばならないでしょう。
 ひとまず,セリーグ同士の対戦では,これまでのようなふがいない成績は見せないようにしてもらいたいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:29
 こんばんは。

 今日は次元大介の墓標という映画を見てきたので,その雑感をネタバレをせずに以下書いてみたいと思います。

 この映画の存在は2ヶ月くらい前にネットで知ったのですが,是非ともみたいと思っていました。
 それは,作風が,前に深夜番組でやっていた「峰不二子という女」というルパンのアニメと同じものであり,そのアニメはかなり楽しませてもらったからです。
 峰不二子という女自体はニコニコ動画で見ていたのですが,この10年くらいやっていたルパンのテレビスペシャルはそこまで楽しめていなかったので,実は見るまではあまり期待してはいませんでした。
 特に,最近のルパンスペシャルは,ルパンがすごくいい人で,こいつはもともと泥棒だったはずではというように思ったり,要不要の不明な人情ものを挟んできてストーリーが何だかなとなってしまったり,いつもシナリオが同じような感じでまたこの展開かという感じになってしまったりというように,やっていても見ないということが多くなっていました。
 それだけに,峰不二子という女もそんなに期待せずに見ていたのですが,その期待をいい意味で裏切られて大変楽しませてもらいました。

 そんな峰不二子という女と同じ作風で来るのであれば,きっと楽しめるだろうと思い,ダメ元で声優さんらの舞台挨拶の回の抽選に応募してみたところ,運良くひっかかったので行ってきたという次第です。

 結論から言うと,大変楽しめました。
 正味45分で1400円と,映画にしてみると少々高額な部類だとは思いますが,期間限定ということもありますし,迷うくらいであれば見に行くべき映画だと思います。
 私は,映画を見る時,大学の評価になぞらえて点数を
A…80点以上
B…70点以上
C…60点以上
D…59点以下(再履修)
と振るのですが,今回の映画は個人的には75点をつけたいと思います。
 80点ではないのかといわれるかもしれませんが,Aを付けられるのは本当にごく限られた作品だけと思っているので,残念ながらそれは見送りました。
 しかし,それを込んで頂いて75点はかなり高得点の部類です(偉そうにいってすみません。)。

 今回の映画は,渋いハードボイルドの出来でした。
 また,既存のキャラ自体がすごく立っているわけですが,その各キャラが非常によく立っていたように思います。
 五右衛門は作品の都合上出ては来ませんが,それ以外のキャラはよく描かれていると思われ,特にルパンと次元のこの当時の関係がよく出ていたと思いました。
 タイトル通り,次元がよく目立つ仕上がりになっていましたが,それだけに渋さとロマンに感じましたし,最後の夕焼けのシーンもよかったと思います。
 それを45分の中できちんと綺麗にまとめてきたというように思われ,作品としての完成度も高かったと思います。

 それでも,45分という時間のせいか,いくつか説明不足の点はありましたし,細かい設定も当初の説明で足らそうというのも何だかという気もしました。
 また,不可解な点もいくつかありましたし,その意味では消化不良の部分もあったことは否めません。

 とはいえ,総合的に見れば,雰囲気だけでも高得点,さらにきちんとキャラを立てて綺麗にまとめられたという点では非常によかったと思います。
 また,ストーリー展開も,マンネリ的なところもあればしっかり二転三転させてくるなど,その意味でも十分楽しめるものでした。
 よって,これまでのルパンシリーズの中でもかなり上位にランクインしてもいい出来だと思いました。

 続編を臭わせる展開だったですし,舞台挨拶中でもそれを期待させる話もあったので,非常に期待しております。

 ちなみに,舞台挨拶ですが,次元の声優さんである小林さんが色々とお話をしており,大変楽しませて頂きました。
 正直いって,登場されたところでは,歩き方もお年なりの感じでしたし,少々心配してしまいました。
 しかし,お話の内容はそんな私の思いが失礼なくらいきちんとしていらっしゃって,しかも楽しませて頂けるなど,まだまだ現役でやって頂けると思いました。
 また,栗田さんも作品に対する考え方や演技についてお話しされておりましたし,これらのお話を聞いた上でもう一度作品を見るとまた見方が変わるのかななどと思ったりしました。
 最後に,栗田さんの「あばよ」と小林さんの「ずらかるか」が聞けてよかったです。

 ということで,機会があればもう一度見てみたいと思う作品でした。
 上映が1週間限定なので,おそらくこの期間に再度見に行くことは都合上できないと思いますが,それでもまた見る機会があると思いますので,その時を楽しみにしたいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | よろずごと | comments(1)  | trackbacks(0) | 00:04
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