こんばんは。
阪神は,昨日に引き続き,今日も勝利を収めました。
今日はメッセンジャーさんが好投してくれまして,長く無失点で耐えていてくれたところで打線がようやく点をとってくれたという展開でした。
8回に降板するまでこのように精神的に切れない投球をしてくれたというのは非常に貴重だと思いますし,終盤を戦っていくのにとてもありがたいと思います。
呉さんも,今日はパーフェクトピッチングで39セーブ目ということで,終盤戦に入って安定した活躍をしてくれることは大変嬉しいことです。
これまでも,数字上は9割の試合でセーブを成功させているのですから,当然信頼すべきなのでしょう。
もちろん,このポジションである以上,失敗は許されないところもありますし,失敗ばかりがファンの記憶に残りがちですが,彼が良い投手であることに疑いはないので,是非ともこのまま9月は走り抜けてもらいたいと思います。
打線は,鳥谷さん,福留さんという打つべき人が仕事をしてくれましたが,できればもう少し早く点をとってメッセンジャーさんを楽にしてもらいたかったかなとも思いました。
とはいえ,ネイラーさんはよい投手でしたから,そこはなかなか難しかったのでしょう。
いずれにせよ,メッセンジャーさんの粘りを無駄にしなかったのはよかったと思います。
ここで,タイトルにも挙げたとおり,昨日からゴメスさんを4番から降格させて5番に据えました。
そして,ゴメスさん5番の試合はいずれも勝利を収めるという,ある意味皮肉な結果となってしまいました。
これまで何度も言いましたが,勝負の9月は選手の調子の善し悪しで順位が決まることになると思われ,調子のよい選手から起用すべきであろうかと思います。
4番打者は打線の中核であり,これを安易に動かすことは軸がぶれることになりますから,原則としては好ましくはありません。
しかし,ゴメスさんは,8/14〜9/2までの15試合で,打率1割8分8厘6毛,0本塁打,4打点,18三振と4番打者としてどころかスタメン打者としても機能しているとは言いがたい状況でした。
そして,昨日今日も活躍らしい活躍はできておりません。
ゴメスさんに救われた試合はいくつもありますし,特に今シーズンはマートンさん絶不調の中から始まった時にそこそこ打ち続けてくれてチームが勝てたこともありましたから,ゴメスさんの貢献度を無視することはできません。
しかし,勝負の9月では,過去の貢献度よりも現在の調子を重視すべきかと思っています。
ゴメスさんのように,長打力の脅威のある打者が打線にいるというのは相手にとって攻めづらいだろうとは思うのですが,かといってこれだけ半月も活躍できていないとなるとむしろ相手は攻めやすく思うようになっているのかも知れません。
ですから,和田監督がゴメスさんを4番から降格させた判断は,この9月という月や短期決戦に限定していえば正しい判断だと思います。
そして,皮肉なことに結果が出てしまった以上,やはり今後もこの調子で進めることになるのだろうと思います。
個人的には,ゴメスさんを一度ファームに落として,シーズン途中でせっかくとってきたペレスさんを試すのは一つの考え方としてありなのではと思っています。
ペレスさんは,2軍ではあるものの,打率3割2分5厘,10本塁打,24打点と大活躍しており,1軍でも活躍できるのではと期待されるところです。
また,守備位置も,主に外野ではあるものの,一塁も守ったことがあるということなので,もしも一塁の守備が実用レベルに達していればゴメスさんの代わりに出場するということは十分可能な地位にいると思います。
ここまでゴメスさんが打てていないのであれば,一度ペレスさんを試しに上げたとしてもそこまでチーム力の低下があるようにも思えないのです。
おそらく阪神はクライマックスシリーズに進出するでしょうし,その際にはゴメスさんの力が必要になるだろうと思います。
しかし,彼は今なかなか結果が出ずに辛い思いをしているでしょうし,そんな中で先のドローン騒動で怒られたりして,いろいろなことがうまくいっていないという状況なのではと想像します。
そんな中で2軍に落とされたらなおさら追い込まれるかも知れませんが,彼に復活してもらうには荒療治が必要かも知れません。
そして,4番降格という荒療治をしてもまだ結果が出ていないならば,ペレスさんと入れ替えは選択肢として考えてもいいのではと思っています。
明日以降の勝利に期待しています。
また思いついたら書きます。ではでは。
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