こんばんは。
連日続いていたオリンピックがついに終盤を迎えております。
今回のオリンピックでは,日本は想像以上に成果を上げております。
個人的には,特にカヌーでのメダルが心に残っているのですが,競技が進行するにつれてメダルラッシュが更新されていくため,序盤にあった体操団体の金ももはや遠い昔のように感じます。
日本は今のところメダルは合計41個とこれまでにない快挙だということですが,こうなってくるとオリンピック開催より以前に薬物問題などで出られなくなった有望選手達が出られていたらもう少しメダルを獲得できていたのにと大変惜しい気持ちになります。
彼らが獲得できていれば,枚数に一喜一憂するというこの事態ももう少し気持ちよく見ていられたと思うのですが,では法治国家においてあの行為を許せたかといえばそれは難しかったでしょうし,結果的には致し方ないと飲み込むしかないのでしょう。
これまで正直言って東京オリンピックは後ろ向きな考えの方が大きかったのですが,実際に競技を目の当たりにしてしまうと,特に普段は日の目を浴びないマイナー競技を生で見てみたいなどと思ってしまうものです。
ですが,このテンションを4年後まで持っていられるか,それが問題でしょうか。
おそらく,それは私だけでなく日本国民全体の問題のような気もします。
今日のニュースを見ていたら,中国で,以前開発していると話題になっていた,道路をまたぐバスが,実は詐欺だったと発覚したというものがあったので取り上げてみました。
このバスは,1階部分がぽっかり空いていて,車を下が通れる用になっているという仕組みで,渋滞を解消できるというアイディアの元でのものでした。
昨年ミニチュアが作られ,今月2日には300メートルのテスト走行が行われたということでした。
1台当たり300人が輸送できるということで,バスの規格にあった道路を整備するなどのインフラ面の問題があるものの,これによって渋滞が30%も緩和され,総工費は地下鉄の5分の1といわれていました。
そして,中国のマスコミが大々的に報道し,世界中が取り上げました。
しかし,このバスは,不法投資資金を集めるための詐欺だったと発覚しました。
取材の結果,退職高齢者の退職金を狙った詐欺ということで,報道では「公共バスは道路上献上実現化する可能性はない」等と伝えているとのことでした。
このモデルを見た時,発想はおもしろいと思いました。
というのは,路線バスが定期的にバス停で停車することで渋滞を発生させているところは随所に見ますし,個人的にも自分が運転している時には前方の車両にバスがいるかどうかは気にしたりするからです。
また,バス自体が渋滞に巻き込まれるということも考えられますが,このバスであれば時刻は運転手次第でそれなりに遵守できそうにも見えました。
ただ,これを導入するには,道路の規格の問題もそうですが,バスの接地する部分の道路の構造の問題もありますし,電線や標識等の高さの問題もあるだろうと思うと,インフラ面において障害が多すぎて,導入するには相当ハードルが高いと思っていました。
また,1階部分を空洞にしたとしても,トラックなど高さのある車両が下を通り抜けられるか分かりませんし,その意味でも動くトンネルがある状態は交通の妨げになるようにも思っていました。
それだけに,発想は認めるものの現実的なアイディアではないと思っていましたし,実際にやれるものであれば是非とも見てみたいとも思っていました。
そうしていたところ,これが詐欺だと聞いてみて,何とも納得しましたし,それどころかずいぶん大がかりにやったものだと思いました。
実際にテスト走行までやったというのですから,騙すにしてもお金をかけすぎなようにも思ったりしました。
また,大々的に報道されていたところもみたことがありますが,詐欺というのは普通はもう少しこっそりやるもので,各国で報道されるクラスのアピールをしてはむしろ逆効果だろうとも思いました。
それゆえに今回の件が詐欺だと発覚してしまったと思いますし,結局利益が出たのだろうかと気になるところです。
これを導入するとなれば,道路交通のルール作りを改めて考え直す必要があったと思いますし,それだけにもっときちんとしたシミュレーションもなされずにテスト走行などがされていたことを考えれば,ある意味大惨事になる前にここで頓挫して良かったのかもしれないと思ったりしました。
このところの阪神はずっとだめでしたが,今日は何とか勝てました。
今日の勝利は,最終的には北條さんの力,そして延長まで食らいつけたのは上本さんの一発のおかげだと思います。
また,このところ一時期よりは結果を出せなかった岩貞さんがよく頑張ってくれたことも大きかったと思います。
ただ,広島読売5試合を1勝4敗というのは,死のロードとかいう問題以前に,もう3位以内に入るのも厳しいと思わせてくる結果です。
一方で,中日さんが3位横浜さんを2勝1敗と叩いていてくれたため,そこまで差が大きくなっていないことが救いでしょうか。
中日さんのおかげで,横浜さんと阪神の差は3.5差なので,火曜日から始まる3連戦で3連勝できれば3位以内は見えてくると思います。
ですが,もしも2勝1敗であれば,1ゲームしか縮まらないのですから,そうなるとおそらく3位以内で終われるのはかなり厳しくなってくると思います。
ですから,次の横浜3連戦が今年の阪神がAクラスで終われるかどうかを決定づける勝負所であると思っています。
これからの3連戦の投手は,大方の予想に従えば
1戦目 能見さん 久保さん
2戦目 藤浪さん 伊能さん
3戦目 岩崎さん ペトリックさん
と思われます。
このうち,特に,最近いいところがない藤浪さんが登板するであろう2戦目がもっとも注目したい試合です。
彼がここで復活できれば9月も望みを繋げると思いますし,ここでも駄目であれば今年はそんな年だったで終わってしまうと思われます。
藤浪さんの何が問題なのかは分かりませんが,もともと彼の能力をもってすれば,自滅しなければ勝てるという投手ですから,本来は自滅しないように気をつければもっと勝ち星を挙げられる投手なのです。
特に制球難がもったいない試合が多すぎますから,次の登板ではそのような面がほとんど出てこないように願いつつ,3連戦を何とか3連勝で乗り切れることを強く期待しております。
また思いついたら書きます。ではでは。
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