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2017.10.02 Monday
 こんばんは。


 今日の阪神関連のニュースを見ていたところ,高宮さんが戦力外通告を受けたというものがあったので,取り上げてみました。

 高宮さんは,2005年に横浜さんに入団後,2011年にトレードでオリックスさんに移籍しました。
 その後,2012年に当時阪神にいた平野さんがFA宣言をしてオリックスさんに入団した際に人的補償として阪神に入団しました。
 2015年には52試合に登板してぼうぎょりつ3.03と安定した投球を見せており,読売の阿部さんに対しては絶大な威力を誇っていましたが,昨季は16試合に登板して防御率6.39と振るいませんでした。
 また,今季は一軍登板がなく,今季の二軍登板でも40試合で防御率5.19と結果を残せていませんでした。

 高宮さんを初めて認識したのは,非常に申し訳ないことなのですが,横浜さんに在籍していた時のオリックスさんとの交流戦での登板での水差し野郎事件でした。
 ここでその事件の詳細を言及することは避けたいと思いますが,その際の印象が強すぎて,高宮さんに対する私の中での偏見ができてしまっていました。
 それだけに,それなりに活躍する選手だということは分かっていたものの,平野さんの人的補償として獲得するという話を聞いた際には果たしてそれが妥当な判断なのかと疑わしく思ったものでした。

 しかし,私の見る目のなさを非常に痛感したのは2015年の活躍ぶりを見た時でした。
 あの年のリリーフを考えると,高宮さんがいなければ非常に投手陣のやりくりが厳しかったと思い出しまして,高宮さんという人の実力を思い知らされることとなりました。
 あれだけできるのであればまだまだ活躍が見込めると思っていたものの,昨季だけでなく今季も活躍が見られませんでした。
 今季の阪神の中継ぎ投手陣はみなが疲弊しきってしまっていたため,高宮さんが出てきてくれればと思ったことは何度もありましたが,結局このような形で阪神を去ってしまうことは非常に寂しく思います。

 高宮さんが2016年以降なぜ不振にあえぐことになったのかは分かりませんが,その原因を明らかにして調整できるのであれば,まだ現役を続けることは十分できるのではないかと思っています。
 特に,左腕の中継ぎ投手は貴重ですし,経験もある方なので,中継ぎ投手に不足している球団が獲得を検討することはありうると思っています。
 願わくば,敵球団の選手として登板してもらいたいと思っています。


 ほかの阪神関連のニュースといえば,清宮さんと面談をしたというものでしょうか。
 阪神は1位指名をする方針を伝えたということですが,面談に訪れたのは10球団ということで,もしも10球団競合するならば回避する選択肢はどうなのだろうかと思ったりもしました。

 確かに清宮さんを獲得できるとすれば,阪神がこれまで求めていたファーストの大砲が手に入るということになるので,阪神の獲得したいと考えるポイントに合致するというべきでしょう。
 ですが,清宮さんに使命が集中するならば別の選手をほぼ希望通り選ぶことができるようになるのではと思うと,絶好のチャンスというようにも思えます。
 阪神は,去年一昨年ともっぱら1位指名と噂された選手に行かずに意外な1位指名を続けていましたが,今季もそのようなサプライズがあったりするのだろうかと思ったりもします。
 ここまで1位指名を打ち出して今更清宮さん以外に指名が行くというのはメンツの面でも難しいのかもしれませんが,これまでのことを考えると最後まで目が離せないと思っています。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:45
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