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 こんばんは。


 今日も日本シリーズが催されました。
 今日から舞台が甲子園に移り、阪神としては前回惨敗したところから流れをつかむために勝ちたい試合だったわけですが、残念ですがあと1本が出ずに負けてしまいました。

 今日のソフトバンクさんの先発はモイネロさんですから、もともと点があまり取れないことはわかっていました。
 それだけに初回に幸先よく先制したこの点数を何とか守り切って勝ちたかったところですが、結果才木さんは6回途中2失点ということで守り切ることができませんでした。
 ですが、才木さんの失点は2点ですし、これをもって責任があるというのはいいすぎだろうと思います。

 結局今日の敗戦を振り返ると、再三のチャンスであと1本が出なかった打線の責任というべきでしょう。
 今宮さんの好守に阻まれた場面もあり、こればかりは仕方がないというべきでしょうが、それにしても4回から9回まで毎回得点圏にランナーを進めながら一向に点を入れられないというのはさすがにどうなのかと思いました。
 思えば、一昔前はこんな光景をよく見ていましたから、この決定力を欠くもどかしさは懐かしさすら感じるものであり、贅沢になったといえばそうなのでしょう。
 ただ、舞台は日本シリーズであり、この短期決戦で懐かしさなどどうでもいいことであり、打つべき時に打てないというのはやはりどうかと思っています。

 特に、7回のソフトバンクさん側の問題も絡んで1アウト3塁の場面になったにもかかわらず、近本さんが点を入れられなかったところで今日の試合はほぼ決まったと思いました。
 それまでよくない流れが続いていたものの、ソフトバンクさん側の問題でチャンスを作ったというのは阪神に流れが来ているわけですから、ここで犠牲フライでも出れば流れが大いに変わったというべき転換点だったと思います。
 しかし、近本さんがアウトになり、いい流れが止まってしまったと思われ、案の定というべきか中野さんも続いてアウトになりました。
 やはり相手からもらったチャンスを生かせないとなると、その段階で試合が終わってしまうというのはいつもの展開だと思います。
 そして、それは短期決戦であれば尚更影響が大きいと思いました。

 この悪い流れは、前の試合の誤った采配による大量失点での敗戦から続いていると思っています。
 デュプランティエさんを使うにしても、厳しいと思った段階ですぐにスイッチできるように準備しておくべきにもかかわらず、結局序盤で早々に試合を壊してしまってから、打線がパッとしないという印象です。

 阪神打線は、近本さんと佐藤さんがよく活躍していると思いますが、下位打線はかなり厳しい状況であり、大山さんに至っては12打席連続無安打ということで、非常によくないです。
 とはいえ、大山さんを起用しないという考え方はないでしょうし、大山さんには奮起を期待するしかありません。
 大山さんは、これまで幾度となく苦労を重ねてきた経緯がありますから、こういう場面で活躍して流れを変えられる選手であると思っていますので、なんとかここから巻き返してくれるのではないかと思っています。

 明日は高橋さんが先発として予定されていますが、高橋さんであれば比較的安定した試合を作ってくれると期待できます。
 そうしますと、問題は打線がどの程度活躍してくれるかということになるでしょう。
 今のままでは佐藤さんさえ敬遠すれば問題ないというように思われてしまいますし、もっと打つべき時に打つという決定力を見せてもらいたいところです。
 明日負けてしまうと絶体絶命ですし、明日は必ず勝ってもらわねば困ります。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:22
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