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2013.03.30 Saturday
 こんにちは。

 昨日は神宮にて阪神ヤクルト開幕戦が行われましたが,私も平日でありながら参戦して参りました。
 結果は皆様ご承知の通り見事すぎる勝利を収めまして,私自身試合後には何を食べてもご飯がおいしい状態で,そんなこんなで過ごしていたら今の時間に起きるという恥ずかしい体たらくです。

 さて,昨日の阪神のいいところをいくつか挙げていきます。

 まずは,昨年のことが嘘のように打つようになりました。
 もちろん1試合見た程度で打力を褒め称えるのは早すぎるのは分かっていますし,17安打を積み重ねられる試合を年に何回見られるかということも考えれば,昨日の試合はむしろ特異なケースと見るべきでしょう。
 しかし,新戦力である西岡さん,福留さん,コンラッドさんの華々しい活躍はもちろんのこと,8割打者こと大和さん,そして10割打者こと新井兄さん(1打席,そしてエラー臭いヒットですが…)というもともとの戦力まで機能したのは私にとっては嬉しすぎることなのです。
 大和さんは,阪神入団以降大変苦労され,代走や守備固めを中心に頑張ってきて,ようやく昨年から中心メンバーに加わりつつあったところですが,そんな彼が8割打者ですから,2003年当時の藤本さんを思い出すような感じです。
 1番西岡さん,2番大和さんがヒットで繋ぎ,3番鳥谷さんが四球で歩くというような感じで4番新井良太さんに満塁で回る場面が2度もあり,今年は4番の出来次第では何度もチャンスが作れそうな気がしてなりません。

 また,上記の通り,鳥谷さんも早速持ち味の選球眼で2四球を選びまして,打つ方でも2塁打ですから,WBC以降の好調を発揮していると思います。
 特に,四球の方は,早速今年の最多四球を獲得せんばかりにスタートを切ったような感じで,相変わらずのいやらしさだと思います。

 加えて,コンラッドさんが予想以上に(失礼ですみません。)働きそうな感触がしました。
 最初の方の守備では,三塁に来たボールに手を伸ばすばかりで避けているのではないかという気がして,守備面から足を引っ張ってしまうのではと不安がありました。
 しかし,その後2本の2塁打を打ち,足もそんなに遅いというイメージはありませんでした。
 また,バント後の球の行方を見て走るかどうかの判断をするところでも,きちんといい判断ができていましたし,その点も悪くはないと思います。
 まあ,アウトが見え見えの場面での本塁死では,タックルで相手を威嚇しようという意思は見えるものの,中村捕手を思いやってもという気もしなくもありませんでしたが。
 とはいえ,昨日の出来ならば今後も期待してもいいかもしれません。

 投げる方は,メッセンジャーさんは,一時こそ苦労したものの,比較的安定した投球で,やはり今年も十分計算できる投手だと思いました。
 AFKという名を付けられつつある,安藤さん,福原さん,久保さんですが,これらの方々もなかなかいい出来だったと思います。
 このうち,安藤さんに対しては,正直そこまでできるのかと不安はあったのですが,昨日のコントロールの良さであれば十分計算可能かもしれません。
 むしろ,久保さんに対して,若干決め球に欠くのではとやや不安になりました。しかし,よくまとまった投球術で,今後も無難に抑えて頂けることと思います。

 今度はいくつかの注文を書いていきたいと思います。

 まず,大和さんは,8割バッターとしていい出だしであったと思いますが,それでも1回のバント失敗での結果オーライでのヒットは2番打者としてやや不安の残るところです。
 大和さんは,せっかくスタメンを実力で勝ち取ったところ,まだ完全定着と言えるかは分かりませんから,小技もそつなくこなさないと取って代わられてしまうのではと思ってしまいました。
 無論,この調子で打ちまくってくれれば,その点目はつぶられると思いますが。

 次に,新井良太さんですが,2度の満塁機を迎えながら,ヒットを打てませんでした。
 ホームラン性のいい当たりはさすがに4番打者の資質を備えていると思われますし,一応打点も上げたので,それはそれでいいものが見られたと思います。
 しかし,昨日の価値試合の中で,本人は納得していないところも会ったのではという気がします。
 まだ始まったばかりなので,好不調を述べるまで至らないのは当然であり,むしろほかが良すぎたために不調に見えてしまうというおかしなことになっているとも思います。
 ただ,ヒットが出ていない状態が続くと,世間で不調という評が広がり(私もその一端を担うかもしれないと思うと,反省しきりです。),意識してしまうところでしょうから,せめて昨日の新井兄さんのようなかたちでもいいですから,ヒットが1本早めに出ればと思います。

 一方,ヤクルトさんですが,昨日は阪神が打ちまくったことと風が強くて守備が乱れがちだったことが影響していると思いまして,決して力負けしたという印象はありませんでした。
 1番に田中さんが据えられていましたが,彼はやはり嫌な打者で,ここぞというときにはカットを繰り返したり,球を見たりといい粘りを見せてきました。
 ミレッジさんもレフトでいい守備を見せていましたし,昨日の結果を持って侮ることなどできようもありません。

 ひとまず,野球が開幕し,私の日常の楽しみも増えてきたところなので,今後ますます楽しみな毎日を送れればと期待しております。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 13:18

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