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 こんばんは。

 先日はイタリアの航空会社の不祥事を取り上げましたが,今日のニュースを見ていたらインドの航空会社の不祥事があったのでこれを取り上げてみます。

 インドの航空会社エア・インディアの4月12日のバンコクからニューデリーへの便でその不祥事は起こりました。
 その事件は,離陸から約30分が過ぎて飛行機が規定高度に達した時,副操縦士,続いて機長が客席で眠りにつき,代わりに操縦席には客室乗務員が座ったというものです。
 機長は,客室乗務員に対して,コックピットの装置について手短に説明し,自動操縦に切り替えてから客室乗務員に代わったそうですが,客室乗務員は誤って自動操縦を解除してしまったそうです。
 そのため,乗客166名の命が危険にさらされてしまったということでした。
 最終的に,パイロット2人と客室乗務員2人が解雇されたということでした。

 このニュースには色々と突っ込みどころがあるのですが,まずは手短に説明した程度で操縦席を代われるのであれば,だれでもパイロットに慣れるのではないかと言わせて頂きたいと思います。
 まあ,手短な説明で全てが理解できなかったからこそ客室乗務員が自動操縦を解除してしまったわけですが,そのようなことをしてしまえるのはある意味心の広さ故なのかもしれません。
 しかし,パイロットらに心の広さがあったとしても,サービスを受ける乗客側がそれで許すかというのは別問題でしょう。
 私には,今回のこの事件がこの一回限りのものとはとても思えませんし,この人達しかしたことがないということもあまり信用できません。
 このコントのような出来事で大事件が発生しなかったことは不幸中の幸いですが,それでも選択肢があればこの航空会社を外したいと思うのは当然でしょうから,よりいっそうの調査と強い監督が必要になると思いました。


 今日の阪神は,新井兄弟のホームランで追う展開でしたが,残念ながら中継ぎ陣が打ち込まれて負けてしまいました。
 昨日も触れましたが,今日の件を見て久保さんは抑え投手としてやっていけるのか,疑問に思っています。
 2日で結論を出すのは早いかもしれませんが,それでもこれから夏に向けてただでさえ高齢の中継ぎ陣のスタミナが問題視されているのに,今この調子で大丈夫なのか,てこ入れが必要なのではないかと心配せずにはいられません。
 この時期であればまだ人の組み替えもできそうですし,交流戦は1週間の試合数が少なくなりますから,色々な組み替えを試す絶好の機会かというようにも思います。
 手遅れになる前に再考していただけないものかなと思っています。

 今日は,阪神の話題のほか,長嶋茂雄さんと松井秀喜さんの国民栄誉賞の受賞,そしてそれに隠れるようにはなってしまいましたが中村紀洋さんの日本記録のみでの2000本安打と色々と野球関係の話題に事欠かない日でした。
 それらがいずれもすばらしく,またおめでたいことということで,これで阪神が勝っていればと思わずにはいられないのですが,こればかりは巡り合わせですから,阪神とは別にきちんとお祝いすべきであると思います。
 特に,国民栄誉賞のお二人は,宿敵読売の看板とはいえ,その功績と栄誉を考えれば褒め称えないわけにはいきませんから,ここはおめでとうと言わせてください。
 中村紀洋さんも,偉大な記録おめでとうございます。横浜さんではまだまだ主力として活躍されると思いますので,一日も長く活躍され,また色々な話題を提供していただけることを期待しております。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:24

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