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 こんにちは。

 今日の報道を見ていたら,阪神から流出するということが専らの話であったマートンさんとメッセンジャーさんの残留が決定的になったという記事を見ました。

 正直言って,私はかなり嬉しいです。
 メッセンジャーさんについては,代わりをつとめられる投手が現在阪神にいるとは思えず,もしも出て行かれてしまったらどのように手当をしてよいのか,途方に暮れるところでした。
 先発陣では,他にスタンリッジさんも流出の噂がありますが,両者がいなくなってしまえば,来年は能見さん,藤浪さん,榎田さんのほかはどのようにすればよいのだろうかと思っていたところでした。
 これでメッセンジャーさんがその一角を埋めてくれるのであれば,あとはスタンリッジさん次第ですが,ローテーション最後の一枠を岩田さんなのか秋山さんなのか,それとも誰かが埋めてくれれば先発投手陣は来季も安泰だといえると思います。

 また,マートンさんも,成績に相当ムラはあるものの,基本的によい打者で,今年も最多安打を取り,これで来日してから4年中3回の最多安打ですから,出て行かれたら大変困ります。
 確かに,打撃のムラと,その際に生じる緩慢守備をどこまで許容すればというようにも思ってしまいますが,それでも打線にいるとなれば相手方には脅威ですから,存在しているだけで意味があるという大事な方だと思います。
 というか,4年間も阪神で活躍をしてくれるとなると,もはやいないことが考えづらいくらいになってきているというのが私の実感です。

 残りは,先ほど述べたスタンリッジさんに触手を伸ばす国内球団の動向が気になりますが,阪神球団としてはここは全力で頑張ってほしいところです。

 そうすると,来季の形が多少見えてくるところですが,現有戦力の維持作業が終わったら,今度はそこからいかに継ぎ足せるかが問題だと思います。
 特に,私が前から言っている「点のほしい時に打てる打者」をとってきてもらう必要があるでしょう。
 その点,打力で言えばFAを行使した西武片岡さんがいいように思いますが,そうすると二塁手として活躍してきた西岡さん,上本さんはどうするのかが問題となると思います。
 また,アメリカに渡った中島さんが日本に帰ってくるとなれば,おそらく阪神は手を伸ばすのではないだろうかと思います。中島さんは右の強打者ですから,阪神の希望と一致するのですが,そうすると新井良太さん,現在二塁から三塁にコンバートが検討されている西岡さん,そして三塁へのコンバートが同じく検討されている今成さんとの兼ね合いをどうするのかという問題があります。
 外野であれば,マートンさんと大和さんは固定としても,もう一人は流動的ですから狙い目なのですが,ちょうどいい人が見つかるかどうかは別問題です。
 巨人を戦力外になった谷さんが復活してくれれば,ちょうど外野のもう一人の枠にいいように収まるとも思えるのですが,そのような希望的観測でチーム編成を考えるのもよくないでしょうし,ここは悩みどころです。

 とにかく,スタンリッジさんについても早急に残留を固め,これから打線の補強に取り組んでもらいたいと強く願いします。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 16:26

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