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2015.09.23 Wednesday
 こんばんは。

 今日の昼,阪神の中村GMが急逝したという一報が入ってきました。
 出先で聞いた一報でしたが,この一方を見た途端に思わず声が出てしまいました。

 中村GMといえば,思い出されるのは阪神暗黒時代の監督を担っていたことでしょうか。
 92年は優勝争いをしていましたが,その他は見るも無惨な成績で,このチームを率いることができるのはよほど精神的に強い人でなければできないだろうと思っていました。

 その後,阪神のGMとして就任した際には,暗黒時代の再来かなどと揶揄されることはよく耳にしましたが,最近は西岡さんや福留さんらメジャー帰りの選手や呉さんやゴメスさんなどの助っ人外国人などいい選手を獲得してくるなど,特に選手獲得面では有能なのではというようにいわれていたと思います。
 また,思い返せば,監督時代もあの戦力で常に最下位にいなかったというのはある意味功績だったのかも知れません。

 死因は急性心不全ということですが,このことは急に心臓が止まったという以上のことを示していないので,何がその本当の原因なのかは分かりません。
 このところの阪神は,優勝争いから脱落していってしまい,ファンですら非常にストレスのたまる試合が多いものですから,ましてGMという立場で感じるストレスは尋常でなかったと思われ,もしやそれが原因ではと想像してしまいます。
 ただ,和田監督をはじめ,いわゆる責任者という立場にある人たちはみな批判に晒されて尋常ではないストレスを抱えているでしょうし,その覚悟を持って仕事をしている以上,ストレスのことを我々が語るのはむしろ失礼なのかも知れません。

 66歳とまだまだ活躍も期待される早すぎる死に,大変残念に思うとともに,せめて安らかに眠って頂きたいところですが,今シーズンが終わるまでは阪神を見守って頂きたいと思います。

 そんな阪神ですが,今日は関本さんが意地を見せたものの,最後の最後でサヨナラ負けしてしまいました。
 阪神は,昨日の敗戦で優勝どころかほぼ3位で終わる未来が見えてしまったところでしたが,今日それが確実になったかなと思いました。
 救いは,4位の広島さんが,最近阪神と同じくらい負けているので,今のところ追いつかれる見込みがないことでしょうか。
 ただ,この勝負の局面においてこの勝負弱さ,情けなさ過ぎます。

 記事によれば,選手や監督は中村GMの死を試合中は知らなかったようですが,せめて追悼のためにも今日は勝って頂きたかった。
 メッセンジャーさんは7回2失点と仕事をしてくれただけに,せめて打線がもう少し打って欲しかった。

 阪神は,例年9月はいつも負けが込むのですが,今年もこのところ負けすぎており,もはやこの流れのままでいけば,クライマックスシリーズに進出してもすぐに負けてしまうでしょう。
 今の状況からいけば,阪神が3位,読売が2位となれば,クライマックスシリーズ1ステージは東京ドーム開催ですが,読売はこのところずっと東京ドームで負けなしで,かつ阪神は現在絶不調ですから,多分1ステージはあっさり終わってしまうでしょう。
 いくら今年の阪神が弱いとはいえ,こんなに意気地のない試合を見せられてしまうのは何とも情けなさ過ぎます。

 ある程度予想はしていたものの,それを上回る情けなさぶりですから,正直今は落胆しています。
 そんな阪神ファンはものすごく多いと思いますが,中村GMの追悼のためにもこれからの試合はせめて恥ずかしくない試合をしてもらいたいと願うばかりです。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:57

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