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2021.03.22 Monday
 こんばんは。


 オープン戦が終わり、開幕を迎えることとなりましたが、阪神の矢野監督は、板山さんの開幕1軍を明言したという記事を見たので、取り上げてみました。

 板山さんは頑張っていましたし、新人の当時からいつか出てきてほしいと常に期待してきましたが、まさか開幕1軍を迎える日が今年来るとは思っていませんでした。
 しかし、今年のオープン戦の活躍ぶりを見れば、開幕1軍とせざるを得なかったということだと思います。
 守備は元々悪くなかったところですが、このオープン戦ではよく打てていただけでなく、積極的な走塁を見せてくれていました。
 同じ時期に入った高山さんとはライバル関係にあると思っており、新人王をとった高山さんが大きくリードしていたかと思っていたのですが、ここに来て板山さんが現時点においては超えてきていると思います。
 以前から守備は超えていたと思っていたものの、打撃も上回るとなれば、ここから板山さんがどのくらい1軍で伸びてくれるのかは楽しみにしてしまうところです。
 また、板山さんは、内野も守れますし、そういった意味でもとりあえずベンチに入れておこうという動機付けも生まれるところです。
 変化球の対応はまだまだ課題ではありますが、それでも気迫あふれるプレーはきっと阪神にいい影響を及ぼしてくれるのではないかと思っています。


 阪神自体ですが、オープン戦首位ということで、現時点では好調だと思います。
 特に、阪神がソフトバンクさんとも対等な試合をできていたことや、他のセリーグ球団のオープン戦成績が軒並みよくないことが、阪神の好調さをより際立たせていると思います。

 今季の阪神といえば、打線が極めて好調ということが特筆すべきことと思います。
 やはり佐藤さんが一発を打てることで、打線の怖さと厚みが出てきたことが大きいと思います。
 オープン戦終盤の佐藤さんの打撃成績はよくありませんでしたが、あれは佐藤さんが調子を落としたというよりは他球団が対応してきたというように思いますので、シーズンに入ったらある程度苦戦することも予想されるところではあります。
 ですが、佐藤さんは当たれば飛ばせますし、内角高めの速球で多く攻められたとしても、失投を逃さずに捕らえてさえくれれば佐藤さんは十分な仕事を果たせると思っているので、私は単純な数字ではなく、佐藤さんがうまく割り切って順応してくれるかどうかを注目したいと思っています。
 他には、大山さんも悪くないですし、マルテさんの選球眼はかなりのレベルにありますし、少し前の貧打にあえいだ阪神を思い返せば非常にありがたいくらいのレベルの高い打線ではないかと思っています。
 これに、これからロハスさんが加わるわけですから、打線はどれだけ強力になっていくのかと期待は膨らみます。
 打線は水物ですから、常にいい活躍をし続けると思ってはいけませんが、それでも潜在力が高いですから、やはり今年こそ優勝と強く期待してしまっています。

 先発については、西さんの体調が不安ですし、チェンさんの仕上がりが思ったほどではないことも問題ですが、藤浪さんの仕上がりは近年の中でもかなりいい方だと思いますし、先発ローテーションも現時点ではそれなりにメンバーが揃っていますから、12球団中でも割といい方だと思います。
 そこに、これからアルカンタラさんも加わるのですから、先発投手陣は割といい感じだと思います。
 中継ぎ投手陣は12球団中でも自慢のメンバーですから、この点については阪神は他球団に誇れると思います。

 問題は守備力で、これについては今季もハラハラしながら見ることになりそうですが、打力と投手力で何とかカバーできたらありがたいところです。

 そんな風に考えていると、あくまで現時点では他のセリーグ球団よりも上回っていると思います。
 あとは、最近例年のように見受けられる読売アレルギーにどこまで抗えるかというところでしょうか。
 とかく、野球が始まるのが今から大変楽しみです。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:23

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