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 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら、アメリカの航空会社の元CAが盗撮事件を起こした件に関するものがあったので、取り上げてみました。

 この事件は、元CAが機内のトイレにiPhoneを設置して少女4人を盗撮したというものです。
 FBIの捜査で明らかになり、被害者家族は航空会社を訴えました。
 家族の主張によれば、航空会社はCAの携帯電話を即座に没収せず、パイロットにも知らせないなど、証拠隠滅を許して被害を悪化させたということでした。
 これについて、航空会社は、被害者側は、設置されたiPhoneについて、明らかに目視できる状態で照明が付いた記録装置があると認識できたはずだとして、少女側に過失があると反論しました。
 この反論に批判が殺到することとなり、航空会社は、この反論文書は外部の弁護士が作成したもので誤りがあったとして削除したということでした。

 日本の感覚であれば、事件の有無について争う点がない場合、慰謝料の金額についてのみが争点となろうかと思います。
 ところが、今回の航空会社の主張は被害者側の落ち度を主張するものであり、日本法でいえば過失相殺に当たるものではないかと思います。
 過失相殺がアメリカ法にあるのかはわかりませんが、いずれにせよ金額を減少させる、もしくは0にする理屈ということなのではないかと思います。

 ただ、このような主張が社会的な批判を浴びることは容易に想像できるところ、それでもこのような主張をしてしまったのは本当に現場の誤りだったのか、それとも会社の体質なのか、問題のあるところかと思います。
 現場の誤りの可能性もあろうかと思いますが、裁判に提出する文書について上部の決裁を受けないということは考えがたく、現場の一弁護士の暴走と考えるのは困難のように思われます。
 そのため、会社全体の考えかどうかは別にしても、ある部署においてはこのような考えを持っていたと受け取るべきではないかと思います。
 もしも本当に外部の弁護士が誤った主張をしたのであれば、その弁護士を解任すると思いますが、本件ではどうしているのでしょうか。記事からはこの点はわかりません。

 日本の感覚でこの主張を見るとどうしても違和感を感じますが、それは国によって法廷戦術も異なるため、芯からこのようなことを考えているのであればともかく、記事だけ見ておかしなことをいっているとは批判しづらい部分はあります。
 ただ、世論の批判を受けて撤回するのであれば、初めから出さなければというようには思いました。
 また、インターネットが広まって誰もが発信者になり得るからこそこの手のことが広まったのだとすれば、インターネット時代以前はこういった主張がどれだけ通っていたのかといことも気になりました。


 今日の阪神ですが、正直言って守備や攻撃面でのミスばかりが目立ち、いいところなく負けてしまったと思います。
 もちろん今季の日ハムさんは強いですから、力負けしたという部分もあるのですが、それ以前にこれはないだろうという木浪さんの守備ミス、森下さんの走塁ミスなど目も当てられないプレーが多かった印象です。
 8回で多くの観客が席を立ちましたが、この試合をお金を払って見にいっていたらと思うとモヤモヤします。

 今季の阪神は、昨季と比べてお粗末であり、何とも残念な場面が多く見られます。
 今のところまだリーグ優勝を争える立場にあるものの、この調子でシーズン終盤までやっていけるとはとても思えません。
 競って負けるならばまだしも、こういうお粗末で負けるのは興行として勘弁してほしいと思いました。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:27

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