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 こんばんは。


 アメリカではワールドシリーズが行われていますが、日本では連日大谷さんの活躍が大きく取り上げられています。
 そんな大谷さんは、第2戦において、盗塁失敗時に左肩を亜脱臼して負傷しました。
 大谷さんの状態については心配されるところでしたが、今日の記事を見ていたらドジャースさんのロバーツ監督は大谷さんについて明日だ3戦に出場するだろうという話をしました。

 私としては、可能であれば大谷さんには第3戦には出場しないでほしいと思っています。
 大谷さんにとっては、これまでの野球人生の中でワールドシリーズを勝ち抜くことが一つの大きな目標であったことは間違いないと思います。
 そんな目標を目の前にして、自身の怪我があるからといっても、我慢すれば出られるレベルであるならば、多少無理をしてでも出場したいと思うことは人情としては非常に理解できます。
 ですが、大谷さんは、怪我があったとしても、それを庇わずに精一杯プレーをしてしまうタイプの方であることは疑いないことと思います。このことは、去年の怪我を思い出しても明らかです。
 去年の大谷さんは、投手として活躍していた際、違和感などで降板することがあっても、それでも出場を続けていました。その結果、肘を怪我してしまい、トミージョン手術を受けねばならなくなりました。
 このように、大谷さんは、自身に違和感があったとしても、無理をしてでも精一杯のパフォーマンスをやってしまう傾向のある選手であることは明白であり、ましてそれが最終舞台であるワールドシリーズであれば、残り数試合なのであればということで、患部を庇わずに全力でプレーすることでしょう。
 しかし、亜脱臼は決して軽く見てはいけないものだと思われ、守備のないDHであったとしても患部に負担がかかることは間違いないことでしょう。
 大谷さんがここで無理をして、怪我が大きく悪化して、今後の選手生命に関わる事態になってしまったらと思うと、私としては、少なくとも第3戦ではまだシリーズが終わるわけではないのですから、第3戦は休養とすべきではないかと思うのです。
 特に、残念ながら、大谷さんは、このシリーズでは、チャンスメイクをしたツーベースヒットはあったものの、それ以外はあまり調子がよくなく、短期決戦であれば日頃大谷さんより数字を出さない選手だったとしても大谷さんよりも活躍する見込みの選手を起用すべきとも思います。
 そして、足首捻挫のフリーマンさんをDH起用して守備の負担を減らしてあげる方がチーム全体としてもよいことと思いました。

 ですから、個人的には大谷さんを第4戦に起用することはあっても、第3戦は温存すべきと思っています。
 大谷さんに意向を確認したら、おそらく大谷さんは出場を希望するでしょうから、このことは監督においてきちんと判断してもらえないものかと思っています。


 今日の記事を見ていたら、阪神の佐藤さんについて、エラー後の打率が1割8分4厘、エラー23のうち13が悪送球によるというものがありました。
 確かに、記憶を思い出してみると、佐藤さんは、エラーの後で、失敗を取り戻そうとして強引に振っている印象がありまして、いわれてみればエラーがあってから強引なスイングで打率が下がる悪循環に陥っているというように思いました。
 そうすると、佐藤さんのパフォーマンスを向上させるためには、いかにエラーをさせないようにするかというのが問題ですが、エラーの半分が送球というのは極めて基本的な問題であり、果たして改善可能なのかと思う部分はあります。
 内野手の送球は、捕球し、それを即座に投げなければならないわけですが、まずは捕球を丁寧に行い、その後焦ることなく送球先を確認し、しっかりと歩いて投げるという一連動作を身につける必要があります。
 本来であれば、その動作はこれまでの野球人生で身につくべきものかもしれないものの、実際に今それが問題になっている以上は、この動きを徹底して無意識でも実践できるレベルにまでしなければならないと思います。
 こうなると、佐藤さんについて行うべき課題はかなり明白になってきますので、今後シーズンまでこの守備の動きを徹底的にやり続けてもらいたいと思います。

 もしくは、佐藤さんを外野にコンバートさせることもあるかもしれませんが、その辺りについて首脳陣はどのように考えているでしょうか。
 私としては、佐藤さんの守備の向上はもちろん重要だと思いますが、来季までに間に合うかもわかりませんし、今後行う補強の内容如何によってはコンバートは前向きに検討してほしいと思います。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | スポーツ関連 | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:31

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