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 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら、偽造学生証で通学定期を買おうとした男が逮捕されたというものがあったので、取り上げてみました。

 男は、自分の通う大学の学生証を偽造して駅長に見せて通学定期をだまし取った有印私文書偽造、行使の疑いが持たれています。
 男は、通学していた大学を退学しようとして、学生証を大学に返していたところ、通学定期を買おうとして学生証を偽造したということでした。
 また、男は、この前にも、別の駅で実在しない大学の学生証を駅長に見せて通学定期をだまし取ろうとしたということでした。しかし、このときは駅長に、実在しない大学であると見破られたため、未遂で終わったということでした。この件については、別途逮捕されていました。
 男は、調べに対して事実だと認めているということです。

 私は刑事事件もほどほどに担当しますが、これまで文書偽造の事件を担当することもありました。
 その際、偽造の動機について確認したりしますが、大概話を聞いてみると、偽造の手間や偽造が発覚した時のリスクを考えると、正規に書類を取得することと比較するとどうも割に合わないと思うことが多いです。
 本件も、通学定期をだまし取ろうとして学生証を2度に渡って偽造したわけですが、偽造にかかる手間、偽造が発覚して刑事責任を問われるリスクと比較すると、得られる利益は多くはなく、割に合わないものと思います。
 特に、この男は、2回にわたって同じような行為を行っており、どうしてそういう考えに至ったのか、どれだけ手間がかかるのかと考えると、なかなか理解に苦しむ部分はあります。

 特に、存在しない大学の学生証の写真が記事に出ていましたが、それを見るに、顔写真や虚偽の学籍番号のほか、マークや学長の印鑑も付されていました。
 このようなマークや印鑑を作るのも一苦労だと思われますが、どうしてそこまでの手間をかけてまでこういった行為に及んだのかと思いました。
 通学定期の方が安く移動できるということもあるのかもしれませんが、ここまでの偽造の手間をかける時間をアルバイトなどに充てれば元を取ることもできたでしょうに、何度もいいますがリスクと得られる利益が見合わないと思うのです。

 本件に似た事件はなかなか起きないものとは思いますが、文書偽造は相応に重い責任を問われるものであるため、世間においてこういった事件は割に合わないと広まってもらいたいものです。


 阪神は、新外国人選手であるアルナエスさんと契約したと発表しました。
 アルナエスさんは、21年からプレーしてA+クラスで打率2割3分3厘、12打点、2本塁打ということでした。
 守備位置は、ファースト、セカンド、サード、キャッチャーということです。

 阪神が希望する外国人助っ人はパンチ力が前提だと思うのですが、アルナエスさんはマイナーでホームラン2本ということですから、おそらくパンチ力を期待する打者ではないと思います。
 また、打率が高いタイプでもないようですし、守備位置が多いというのは一つのポジションで固定されてこなかったように思います。
 実際の映像を見ていないので、具体的な実力のほどはわからないのですが、本当に補強ポイントと一致するのだろうかと思ってもいます。
 なにせ、阪神は、外国人助っ人について、投手についてはそれなりに成功してきたものの、打者についてはあまりにも成功事例が少ないことから、今回も大丈夫なのかと思ってしまいました。

 来たばかりなのですから、イメージだけでどうこういうことはよくないものですから、ひとまずプレーを見てから考えたいと思います。
 ただ、阪神の補強ポイントは色々とありますから、今回はあくまで第1弾ということで、今後の補強情報に期待したいと思います。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:31

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