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 こんばんは。


 先日、年末からオクトパストラベラー0というゲームをやっているという話を書きましたが、これをクリアする前にもかかわらず少々縁があってサガフロンティア2をやることになり、急遽これをクリアしました。

 私が初めてサガフロンティア2をやったのは発売当時だったので、かれこれ25年ぶりということになるのですが、改めてやってみてストーリーが抜群によいゲームであると実感しました。
 昔のゲームなので多少のネタバレを厭わずに話をすると、このゲームは2人のキャラクターを軸にいろいろなキャラクターや展開が交わる群像劇なのですが、メインの2人が魅力的なのはもちろんのこと、脇役がいずれも個性が強すぎて常に目を引かれました。
 この作品の特徴は、とにかく重要部分を語らないことを徹底していて、例えばあるキャラクターが剣を作る部分など非常にドラマチックに描くこともできるはずなのに、仲間に加入したときに何気なく持っていたことでその完成を知ることになったり、地味なキャラクターだと思っていたのに会話の中から重要人物の血縁者だと突然わかったりと、とにかくそういった驚きを与える仕掛けが随所にあります。
 大きな軸は2本あり、魔法全盛期に魔法が使えないと差別を受けた者が、その魔法に強みを持つ鋼鉄をもって対抗して鋼鉄の時代がやってくるも、最後は魔法と鋼鉄の両方が融和するという形になるものがあります。
 もう一方は、魔法技術の塊が世界を駆け巡って混乱に陥れるというものですが、その魔法と鋼鉄の融和の象徴としてその魔法技術の塊が鋼鉄剣によって破壊され、あわせて鋼鉄剣も折れて鋼鉄の時代も終わりを迎えるのです。
 その魔法技術の塊は、既存の世界の何物をもってしても破壊することはできませんが、それを唯一壊すことができたのは差別を受けた者が障害を打開するために作成した鋼鉄剣であり、その鋼鉄剣がなければ世界は混沌に陥っていたという流れになります。
 このような一連の流れが多くのキャラクターの群像劇によって描かれるという非常に綺麗な展開であり、とにかくこのストーリーは私がこれまでやったRPGの中でも群を抜いて面白いと思えるものとなります。

 また、音楽も素晴らしく、メロディラインは4通りということのようですが、そのアレンジが各場面に適切に生かされ、いい演出になっていました。
 このストーリーと音楽が非常に合いまして、これに水彩画の画面が非常によいマッチングになると、25年ぶりくらいにやっても改めてこれを越えるゲームは少ないと思いました。

 ただ、このゲームを万人に勧めるかといえば非常に人を選ぶといわざるを得ません。
 最大の問題点は、敢えて言葉を選ばないのであれば、とにかくゲーム性の部分が酷いことです。
 初見では一体何をすればよいように進められるのかがいまいちわからず、特にデュエルは攻略本を見ないとあそこから技を使うことはできません。
 いわゆるレベル上げは意識しないとこれをなさないままラストまで行ってしまうわけで、初めてやったときには流れに乗ったまま進めていったら気づかぬうちにラスボスにたどり着いて、しかも弱いままなものですから倒すことが叶いませんでした。
 しかも、ラスボスが強いからといってレベル上げをしたいと思っても、ある程度シナリオを進めるとその機会もなく、ある程度進めてしまうとそこでこのゲームはお手上げになります。
 そのため、その時は初めからやり直すことを選択せざるを得ず、次はレベル上げをやりまくり、技も意識してたくさん覚えようとしました
 ただ、デュエルでの技の習得ばかりは努力だけではできず、最終的に攻略本を買ってやりました。
 その結果もあって2度目はきちんとラスボスを倒せました。

 このゲームは全般的に説明が足りていません。
 ストーリー面では、その説明不足ゆえに想像力を働かせて心情ややりとりを推察するのが楽しいのですが、戦闘面ではそういうわけにはいかず、初見殺しの箇所が多いのです。
 昔のゲーム、特にさがシリーズならばそのくらいは受け入れるべきという考え方もあるかもしれませんが、それでもゲーム性の部分における説明不足は、面白くなる前にゲームから離れていくことを促す要因にもなりかねないでしょう。
 現に、私がこのゲームをやるきっかけになったのは友達から借りたことでしたが、その友達はクリアする前に貸してくれたので、おそらくこうしたゲーム性の問題点に色々と思うところがあって進めることを断念したのではないかと思います。
 そのような部分は近年のリマスターでもあまり変わっていないと思われます。
 サガフロンティア2はゲームである以上、ストーリーなどがいくら面白くてもゲーム性に問題があれば失格だと思います。
 そのため、やはりこのゲームはとてもいいものだとして万人に勧めることはできかねるというのが私の印象です。

 ただ、ドラマとしては本当に優れた作品であり、そういった形で商品展開が望まれるものと心から思っています。
 25年経ってやってみて、これを越えるストーリーのゲームは数えるほどしかないと実感しましたし、私としてはもっと万人に触れやすい形で展開しないものかと思うばかりです。
 一旦中断したオクトパストラベラー0は、ゲーム性は非常に素晴らしいものの、ストーリー面が非常にいまいちという感じなので、サガフロンティア2とオクトパストラベラー0のいいとこ取りのゲームができたら等と思ったりもしました。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | よろずごと | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:33

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