こんばんは,
今日のニュースを見ていたら,医師が飲酒運転で逮捕されたというものがあったので,取り上げてみました。
医師は,夜に病院から,自身の受け持つ患者が危篤状態に陥ったということで緊急呼び出しを受けました。
医師は飲酒していましたが,自分で車を運転して病院に向かいしました。
ところが,病院に行く道すがら,警察が飲酒検問をしていたのですが,医師はそれを振り切って逃げました。
そこで,警察はパトカーで追いかけてこれを止めました。
そして,医師に呼気検査を行った結果,基準値を上回るアルコールを検出したため,逮捕したということでした。
患者はまもなく亡くなってしまったということですが,病院によれば当直医が代わりに対応したので影響はなかったということでした。
病院の規則では,緊急呼び出しを受けた際に車を運転できない場合,原則としてタクシー利用を義務づけているそうです。
ですから,この医師が自分で運転する前の段階で,そもそもタクシー等の自身で運転しないで済む方法を模索すべきであり,そのようなことがなされたのかどうか,その点が気になります。
ただ,もしかしたらタクシーを呼び出しても時間帯によってはやってきてくれなかったなど,そういった事情があるかもしれず,この点について事情も分からないのに一概に問題だったとのみ指摘するのはよくないかもしれません。
また,医師が酒気帯び状態での運転を決意したものの,飲酒検問を振り切ったことも問題でした。
ここで警察の活動に対して後ろ向きな態度をとったから最終的に飲酒運転で逮捕という結果に至ったようにも思われました。
この場では,逃げるという選択ではなく,検問に当たって事情を打ち明けるという選択もあったかもしれません。
もちろん,事情を打ち明けたからといって飲酒運転が正当化されるわけではありませんが,それでももしかしたら呼気検査後に病院への移動を警察が協力してくれたのかもしれなかったかなと思ったりもしました。
それだけに,飲酒故に冷静な判断ができなかったのかもしれないと思ったりもしました。
ただ,酒気帯び状態の医師が病院に駆けつけられたとして,適切な処置が可能だったのか,その点についてはよく分かりません。
少なくとも,もしも何らかの手技を行ってもらうのであれば,それは御免被りたいと思ったりもします。
一方,警察の対応については問題を感じます。
確かに,医師が検問から逃げたのは問題でしょう。
しかし,逮捕の要件としては,証拠隠滅のおそれ,逃亡のおそれがあることです。
呼気検査を行った以上,隠滅すべき証拠もないでしょうし,医師という職業柄飲酒が発覚したというくらいで職務等を放棄して逃亡することも可能性としては少ないとも思えます。
もちろん,一度逃亡したというところから,証拠隠滅や逃亡のおそれは,そういうことをしなかった人に比べれば高いでしょうが,それでも逮捕するまでだったのだろうかという気はします。
また,病院に向かわねば患者の生命に関わるという重要局面なのですから,それを知れば逮捕の要件を満たすか疑問なのであればそこまでする必要があったのだろうかと率直に思いました。
もちろん,私は事情のすべてを知らないので,この逮捕が不適切といってしまって良いのかわかりませんし,おそらく逮捕自体は違法ではないのでしょう。
ただ,警察はそういった配慮を行うくらいしてもよかったのではなかったかと思いました。
今日も阪神は勝てませんでした。
今日の敗因は色々とありますが,やはりあまりにも点が取れないのが問題だと思います。
2回のチャンスで1点しかとれなかった段階で結構勝負の流れは決まってしまったというくらいだったと思います。
あれだけヒットが出ていて,なぜ点が1点しか入らないのか,広島さんよりもヒット数は2本少ないだけのに,なぜ広島さんよりも6点も少ないのか,それがすべてでしょう。
原口さんなどの若手はそれなりに頑張っていると思いますし,今日は鳥谷さんなどそれなりに頑張ってはいたと思うのですが,結局去年から何度も言っている決定力,すなわち点をとるべき時にとれていないというのがすべてだと思います。
しかも,去年より悪いのは,去年は大差で勝つ試合はバカバカ点をとって,こんな日にこんなにとらなくてもいいのにというように感じる試合もそれなりにありましたが,今年はそんな試合もなく,単純に点が取れないという状態が続いているからです。
得点圏まで塁に進められても,何らかの理由なのか,誰も本塁に返すことができないのでは,もはや野球という試合で勝つことはできません。
それが今年はずっと続いているように思われ,去年より悪くなっているように感じております。
ゴメスさんなどは,今は明らかに調子を落としていると思いますが,それを休ませて使ってあげられないというのは気の毒に思います。
今のようなままでは,ゴメスさんは来年契約しないようにも思うのですが,それはあくまで使い方だけの問題だと思うので,その当たりももう少し考えてもらいたいものです。
ファームでは,上本さんや陽川さん,ペレスさん,ヘイグさん,横田さんなどが3割以上打っており,この大半は今年1軍で一時的に活躍していた人達ですが,そういった人達が1軍に上がってくるとなぜか打てなくなります。
それは,2軍と相手の実力が違うのは間違いないのでしょうが,1軍と2軍とではパフォーマンスをしづらい環境があるのではないかという不安もあります。
昨日,金本監督のコメントは精神的なものが多く,もしかしたらそういったことがベンチの中でも強く主張されているのではないかと危惧しましたが,もしもその危惧が当たっているならばその辺りはパフォーマンスにも影響してしまっているのではと心配しています。
6月は8勝14敗,7月は今のところ2勝6敗と,どうしようもなく負けています。
この勝敗数,90年代によく見た数字です。
この1月くらい,弱いことが当たり前になっており,その意味では雰囲気なども含めて非常に心配です。
これを何とかして打開するのか,それとも若手育成のために今年は捨てるのか,どうするのかは分かりませんが,もしも打開するならば前もいったようにマートンさんに頭を下げて来てもらうのがよいのではないかと思っています。
また,ゴメスさんや福留さん,特に鳥谷さんなどの選手を適度に休ませるということをもう少し意識する必要もあるでしょう。
そして,金本監督が選手起用についてコーチの意見を聞き,特に投手起用はコーチに一任するというのであれば,ある程度きちんと判断のできるコーチを入れるべきでしょう。
首脳陣のせいで負けた試合の数は他の球団と比較しても数多いと思っているので,選手にハッパをかけるよりも首脳陣を見直す方が先なように思っております。
明日は負けが込んでいる日曜日であり,しかも今のところ今年の甲子園では15勝20敗1分155失点27被本塁打という本拠地にあるまじき成績ですから,いくら岩貞さんでもというように,正直言ってもうあまり期待をできていない自分がおります。
今年の阪神ファンは結構絶望感を感じている人も多いと思うので,もう少しきちんとした野球をしてもらえるよう心がけてもらいたいものです。
また思いついたら書きます。ではでは。
↓よろしければ押していただけるとありがたいです。
阪神タイガース ブログランキングへ