こんばんは。
今日のニュースを見ていたら,競走馬二頭を撃ったとして牧場経営者が逮捕されたというものがあったので取り上げてみました。
事件は,今年2月,北海道の牧場で競走馬二頭が十で撃たれて死んでいるのが見つかったというものです。
この馬二頭はデビュー前だったということで,警察は何者かが故意に撃ち殺したとみて捜査していました。
そして,60歳の牧場経営者が馬を撃ったとして逮捕され,経営者は「弁解することは何もない」と供述しているそうです。
牧場経営者については,現在,破産手続が進められているそうで,警察は事件の動機や事件の詳しいいきさつを調べているそうです。
この事件を見ていて,まず私が思ったことは,馬の保険金目当てかということです。
競走馬に対しては保険をかけている馬主が多いと思いますし,何者かに撃ち殺されたとあれば保険金が支払われる可能性があったと思います。
破産申し立てがいつされたのかは分かりませんが,経営難に対処するために保険金を利用しようと考えたということを想像しました。
あくまで想像の域を出るものではないものですから,今後の捜査を待たねばなりませんが,もしもこの想像が当たってしまったら,保険金が支払われていれば詐欺,支払われていなければ詐欺未遂にも問われることになろうかと思いました。
しかし,どのような動機があったかはわかりませんが,自身の愛馬を手にかけたというのは,どのような気持ちだったのか,この経営者も相当追い詰められていたのだろうと思います。
ただ,破産という手続の立場からいえば,もしもこの二頭の馬が生きていれば,破産手続において売却され,債権者に配当も行われていた可能性もあるでしょうし,その意味では少なくとも馬の売却益相当額については債権者に迷惑をかける行為だったというほかありません。
私はこれまで仕事上自らの事業を閉鎖してきた経営者をそれなりに見てきましたが,債権者や従業員に対して誠実であったかどうかは人によるものの,自身の行いを悔い,判断の過ちを反省している方が多かったと思います。
この方もそのような思いもあったでしょうし,そういった点は察するにあまりありますが,それでも生き物を扱う仕事をしている人が自身のもっとも大事な商品を手にかけるというのはやはり残念だと思います。
できれば,事業を閉じざるを得ないという状況になってしまったのであれば,できる限り色々なものに迷惑をかけないように終わってもらいたかったものです。
阪神は,敗戦で後半戦をスタートさせました。
今日はスタンリッジさんが非常に頑張ってくれましたが,にもかかわらず勝ちを付けられなかったのは打線と采配の責任が大きいように思いました。
打線についてですが,6安打といつもより少なかったとはいえ,それでも1点しかとれずに終わってしまったというのは情けなかったと思います。
しかも,6安打のうち3安打は高山さんなのですから,これでは勝ちようもなかったと思います。
前半戦も貧打で苦しみましたが,後半戦もあまり状況は変わっていないように思えます。
采配についてですが,特に9回について取り上げたいと思います。
まず,鳥谷さんのフィルダースチョイスですが,今の鳥谷さんであれば出るべくして出たとはいえ,大変残念です。
往年の鳥谷さんであれば,セカンドでアウトになっていたところでしょうが,今の鳥谷さんであればそもそも打球への反応が遅く,とるのも遅いと思いました。
さらに,走者の状況を確認して投げるべきでしょうが,それができていたか怪しく,投げるのも遅かったと思います。
結局,ああいうきわどい球に対して前に出てとって上から投げるという基本動作ができていなかったためにセーフになったのだろうと思いました。
これが身体能力の衰えの問題ならばまだ良いのですが,ファーストに投げなかった点を見ても確認や判断にも問題があったと思われ,往年の鳥谷さんからみていずれも劣るものと見るしかないと思います。
打者としては,四球によって適度に出塁することからまだ起用はわからなくはないものの,ショートの守備として採用し続けるにはもう限界がきたと見るべきではないでしょうか。
このような守備でどれだけの試合を落としてきたかと思うと,もはや首脳陣は判断しないといけない時期に来たと思っております。
次に,あの場面で強打者の阿部さんと勝負したというのも疑問が残ります。
あくまで結果論にはなるのでしょうが,それでも結果責任こそが首脳陣の責任問題となるものですから,私は敢えてこの点については言及させてもらいたいと思っています。
さらに,前進守備を敷かなかったことも問題でしょう。
確かに,走者は俊足の鈴木さんではありますが,それでも前進守備を敷くことでプレッシャーをかけることは十分できたでしょうし,セオリーを実行することはそれなりに意味があるということをもっと考えてもらいたいものです。
こうしてみると,今日の敗戦は采配ミスによると解釈することも十分できると思いますから,後半戦になっても相変わらずなのだなと改めて思いました。
江越さんはそれなりに工夫を凝らしたりして活躍していましたし,高山さんは調子を上げつつあるところですから,悪いことばかりではないと思っています。
ですが,それらの要素をいかせず,点があまり取れなかったのは,打順の問題もあるでしょう。
また,鳥谷さんや西岡さんという上位打線があまり機能しなかったのによくこの打順が使われることや,上記の件など,首脳陣の未熟さは大いに問題があると考えられます。
首脳陣においては,もっと研究して頂いて,このようなミスを少なくして,頑張っている選手に報いられる成果を出せるように頑張ってもらいたいものです。
また思いついたら書きます。ではでは。
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