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 こんばんは。


 去就が注目されていました阪神のノイジーさんですが、来季残留が決まったという記事を見ましたので、取り上げてみました。

 ノイジーさんについては、率直にシーズン中は期待された数字には及ばない成績だったため、来季の去就について極めて難しい状況にありました。
 記事によれば、夏の時点では契約更新はないという方針だったということでした。
 しかし、8月9月は成績が上がっていき、日本シリーズでは6戦目と7戦目にホームランを打ちました。
 特に、7戦目のホームランは流れを作る極めて大きな先制の一打であり、これがあればこそ日本一がとれたといっても過言ではないレベルのものでした。
 そういった面を考慮した上で、最終的に、異例の減額した上での更新ということになりました。

 私としては、減額残留は結果としてよかったと思っています。
 その理由としては、ノイジーさんの貢献度もさながら円安の影響でしょう。
 今歴史的な円安の状況ですが、ノイジーさんと契約しない場合に別の外国人助っ人を模索することになるところ、円安の影響を受けて相当高額になることが見込まれます。
 阪神は歴史的に見ても外国人野手の助っ人を獲得することがあまり上手ではなく、特にこの数年はずっと外れだったということになります。
 そうすると、阪神としては、高額の費用を支払って外れの外国人助っ人を獲得するよりは、どの程度活躍してくれるか見込めるノイジーさんを起用した方が安定感があると思えます。

 また、これまでの阪神の傾向を考えるに、仮にノイジーさんと契約をせずに来季大きく失速することとなれば、おそらくノイジーの呪いなどという物騒な言葉が連呼されることになるでしょうし、この呪いはカーネルサンダースと違って解く方法が見当たらないと思います。
 そういった余計な問題が生じることを回避できるのであれば、ノイジーさんと契約を継続した方がよいと思いました。

 一方で、日本シリーズのホームランだけで年俸分の価値はあったとはいえ、シーズン中の数字では年俸は高額だったというほかありません。
 そのため、活躍は評価したとしても減額はしてほしいと思っていたので、それを受け入れてもらえるのであれば残留させるべきと思いました。
 個人的にはもう少し減額できればとは思うものの、ここは球団とノイジーさんの関係の問題なので、私がどうこういう問題ではないと思います。

 個人的には、今後のチームのことを考えれば、ノイジーさんのような助っ人外国人を起用するよりは、小野寺さんら若手有望株を積極的に起用して育成してほしいという気持ちは強いです。
 そのため、ノイジーさんがいまいち調子が上がらない中で起用し続けていたのは疑問を感じていましたが、それでも優勝、日本一という結果をもたらしてくれた以上は来季もノイジーさんの活躍に大いに期待したいところです。


 先日トライアウトに参加した高山さんですが、来季よりNPBに参入する予定の新潟アルビレックスBCからオファーが届くのではという記事を見ました。
 高山さんとしては、来季はNPBの1軍選手として活躍することを思い描いていたと思いますので、2軍のみでの活動が前提となるのは必ずしも満足ということではないのかも知れません。
 ですが、高山さんが評価されたこと、何より野球ができる環境にいられることは幸運ということでしょうか。
 高山さんがどのような方向に進むかはわかりませんが、今後も野球する姿が見られることを期待しています。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:36
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