こんばんは。
今日のニュースを見ていたら、日本テレビの系列局の幹部社員が24時間テレビの寄付金を着服していたというものがあったので、取り上げてみました。
記事によれば、着服していたのは元経営戦略局の局長ということで、懲戒解雇になったということでした。
元局長は、会社の調べに対して、24時間テレビの寄付金から計264万6020円を着服していたということでした。
また、このほか会社の売上金853万6555円も着服していたということでした。
会社は元局長について被害届を提出したということで、あわせて元局長が10年にわたって着服していたと公表し、謝罪しました。
24時間テレビについては、長寿番組ではあるものの、その存在意義についてかねてから意見が色々と寄せられていました。
個人的にはそういった催しを私的にすることについて特段の異論はなかったのですが、今回の一件はそういった存在意義に対する意見に拍車をかけることになるのではと思いました。
特に、私が問題意識を持ったのは、幹部社員が着服をしたということはもちろん最も大きな問題だと思うものの、会社として寄付金の取り扱いがずさんだったことです。
寄付金は、一つ一つは比較的少額ではあるものの、番組が大々的なキャンペーンを張って善意によって集められたものですから、金額の過多にかかわらず重要なものであろうと思います。
しかし、そのお金について悪意を持って懐に入れる者がいたというだけでなく、そのお金が悪意を持つ内部者がいれば着服できる環境にあったということを見るに、そういった善意のお金を扱うという意識が希薄だったのではないかと思うわけです。
そのため、今後寄付をするにしてもこの番組に預けることが安全なのか、果たして寄付した際に想定していた先に使ってもらえるのかという、寄付の根本的なところに大きな疑念を生じさせてしまったのではないかと思います。
おそらく今後徹底的な検証、これまでこういった事案がなかったどうかの調査がなされることとは思いますが、もしも不十分と見えるような調査に止まるのであれば来年以降寄付金が集まるのか、スポンサーが手を挙げてくれるのかどうかという問題にもなることでしょう。
番組の存在意義や根幹にかかわる問題である以上、今後どれだけ厳しい姿勢で臨むものか、注目したいところです。
今日NPBのMVPと新人王が発表されましたが、阪神の村上さんがMVPと新人王の同時受賞を果たしました。
村上さんは、去年まで未勝利だったにもかかわらず、今季は中継ぎでいい登板をしてから先発に抜擢され、以後ご存じのような素晴らしい活躍をしてくれました。
正直言ってシーズン開始前は先発ローテーションの構想には入っていなかったと思いますが、そこから個々までの活躍をしてくれるとは完全に嬉しい誤算だったと思います。
村上さんの活躍ぶりはMVPに値するとは思っていたものの、ライバルとなる近本さんらは非常に手強い相手でしたから、そこでよく勝ち取ったものだと感心せざるを得ません。
村上さんは、最優秀防御率も獲得しましたし、MVPと新人王とあわせて3冠となりました。
問題は来季以降続けられるかどうかだと思います。
青柳さんも、継続して活躍することが望まれていて今季は思った活躍ができなかったものですから、実力はあっても活躍し続けることがいかに難しいことかと改めて思います。
村上さんは実力は間違いない選手なので、来季以降も活躍を続けてもらうことを願ってやみません。
そして、そういう意味ではパリーグMVPの山本さんは、もはや日本ですることがないくらいの成績だったと思います。
メジャーではどれだけ活躍できるのか、日本野球がどれだけ通用するのか、是非とも実力を見せつけてもらいたいものです。
また思いついたら書きます。ではでは。
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