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 こんばんは。


 先日より楽天の安楽さんのパワハラ問題が話題になっていましたが、本日球団が安楽さんを自由契約とすることを発表しましたので、取り上げてみました。

 安楽さんの行為については、報道されていた事象についてほぼ事実と判明したということで、安楽さんは反省しているということでした。
 パワハラ被害を受けたのは10人、見た、聞いたのは約40人ということで、24年度の再契約の可能性はないということです。
 ただし、安楽さんの行動や行いによっては来季以降復帰する可能性はあるような発表でした。
 なお、安楽さん以外のパワハラ行為は確認されなかったということでした。

 まず、報道された安楽さんの行動を見るに、これはパワハラなのか、それともそれ以上のものなのかと疑問に思いました。
 そして、今日の報道では、被害を受けたのは10人、見聞きしたのが約40人ということですから、1軍メンバーないし投手陣はほぼ全員が知っていたレベルなのではないかと思いました。
 これは選手の中の話だと思いますが、ここまでくるとむしろ球団の中で公知の事実だったのではないかとすら思ってしまいますし、それにもかかわらず球団側が改めて調査して発覚したという体であることに違和感を感じてしまいます。
 そして、もはや球団内ではほぼ公知の事実だったにもかかわらず暗黙の了解として放置されていたところ、報道が出たために問題化したのではと勘ぐってしまうレベルであり、率直に球団としてどういう組織なのだろうかと思いました。

 また、多くの選手が安楽さんの問題行動を知りながら黙認していたというようですが、その中にはおそらく安楽さんを指導できるような立場のベテラン選手も含まれていることかと思います。
 そういった選手たちも安楽さんの行動を別に構わないものとして受け入れていたということであれば、球団の体質として根付いてしまっているようにも思いました。
 それゆえに、直接の行為をしたのは安楽さんなのだろうと思いますが、パワハラの主体が安楽さんだけだったのかという点についても疑問があります。

 そのため、個人的には今回の球団発表はあまり納得しておらず、ひとまず安楽さんを切ることで他を守ることにしたというような印象を受けました。
 このような私の印象は、途中から勘ぐりの域を出ないものではありますが、このように考える方は私だけではないのではと思います。
 そして、野球は興行であり人気商売であるという側面を持つものですから、こういったマイナスイメージは極めて大きな問題ではないかと思います。
 おそらくこれで幕引きになるのではと思いますが、個人的には今後も楽天さんを何となくそういった球団として見てしまうのだろうと思いました。

 ちなみに、安楽さんの再度のチャンスについては、私はやり直しの機会はあってもいいとは思います。
 ですが、パワハラの加害者が同じチームで活動することについて、チームワークが重要な野球という競技においてふさわしいことなのかというのは些か以上に疑問があります。
 ですから、仮に再度野球界に復帰するにしても別球団で再出発することがよいように思いました。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | スポーツ関連 | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:30
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